歌声消去とは異なる方法で、重なった任意の音を消去・軽減します。
気に入ったシーンだけど、サイレンの音が入ってしまっていたり、・講習会や説明会を録画したが、ノイズが多くて良く聞き取れない・・。
音楽的なノイズの消去や軽減は、ターゲット音以外の時間帯をカットしたり、高域や低域をカットまたは、設定音量以下の音をカットして、ノイズが聞こえにくいように処理します。歌声の消去・軽減はステレオ録音されたモノで、ボーカルがセンターに位置しているモノが最低条件です。ノイズリダクションではmono音源で対応できます。これらの処理は、消したい音と一緒に残したい音にも影響がでます。低域のブーンと言う音が気になったので、その周波数域を消したら、人の声まで甲高い声に変わってしまったなど。複数の音が混じっているので、このような結果になります。その混じってしる音を分解するのがスペクトラム解析による処理です。同周波数域に人の声とエアコンなどが混在する場合、それぞれを分けて処理することが可能なのがスペクトラム解析による消去・軽減処理になります。
ただし、メイン音源とサブ(ノイズ)の音量が逆転している場合は、メインを軽減すると、サブに大きな影響が出て、メインがさらに聴き取り難くなる可能性もあります。
動画編集で素材を確認していると、講習会やご自身で撮影された動画の音声に、かなりのノイズが入っています。BGMで誤魔化すのも手ではありますが、余計な音をなくして1ランクアップの出来をご提供したいと思います。
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既にミキシングされた音源で、ボーカルをもう少し聞こえるようにしたいなど、通常だとその部分の音量を上げると、ボーカルと演奏の双方が音上げになりますが、同スペクトラム技術でボーカルと演奏を分離して別トラック扱いにして、ボーカルだけ音上げすることも可能です。
予算は2000~になります。音源の種類や長さ、素材の状態などで工数が変わってきますので、お問合せ下さい。