「行政書士ってどういう仕事?」という軽い疑問がある方、将来に役立つのなら受験してみようかなとお考えの方、試験には合格したので登録開業したいけど事前準備に何をしたらいいかわからない方、こんな業務を行政書士としてやっていきたいけれども可能だろうかとお考えの方、業務を決めたけれどもどうやって売り込んでいったらいいかわからない方、営業方法について疑問がある方、行政書士資格はカバーする範囲が広い国家資格であるがゆえに試験前も合格後も登録開業後も疑問は尽きないと思います。
行政書士試験に合格して登録開業、いろいろあって結局廃業、行政書士資格を通じてまさに天国と地獄を見た元行政書士が行政書士業界の裏の裏まで経験した、あるいは見聞きした情報をすべてお伝えします。
私は2008年度試験を受験して、2009年に合格通知を受け取り、同年8月に登録開業いたしました。様々試行錯誤するも上手く行かず、あえなく廃業。その間、行政書士という世界の光も影も見てまいりました。
行政書士というのは国の認める士業資格というものの中では比較的手の届きやすい資格と言えます。それゆえに「受験してみようかな」とお考えの方が多いようで、資格スクールや通信講座では常に人気上位を保っています。しかし、そんな資格スクールや通信講座が絶対に何も述べないのが影の部分です。私の話は、基本的に「本当に行政書士でいいの?」というあなたへの問いかけとなります。それでも行政書士だ、と自信を持って言えた方には、行政書士として事務所を設立してうまくやっていくためのアドバイスを申し上げたいと思います。
そのため基本的には試験受験前の方にお話ししたいのですが、合格・登録開業してあまり上手く行っていない方にも、自分の経験からどうすべきかお話ししたいと考えております。
資格スクールや通信講座が煌びやかな言葉で述べる合格後のドリームライフを信じている方には少々つらい現実を突きつけることにはなってしまいますが、本当にそれでいいのかということを述べる人間も必要だと思います。
そういう覚悟のある方、ぜひよろしくお願いします。
行政書士としてあなたが受任された案件の内容に関する質問にはお答えできません。