失敗ばかりの経験ではない事に気づいていただきます

マイナスな経験や出来事ばかりに囚われていませんか？

今、あなたの心のなかはどんな気持ちですか？ 不安な気持ち…やりたい事はあるけど、出来るのか心配…失敗が怖くてなかなか新しい事に挑戦出来ない。 など、不安に負けてしまっていませんか？ 先日、キャリアコンサルティングを1on1で実施した。 ひとつの御相談を少し開示します。 ☆A子さん 38歳 大学生、高校生のお子様二人 その方は、大学生の奨学金について何も書類手続きをすることが出来ませんでした。 なぜならば、書類記入の量多く、また知識もないため、全く申請方法がわからないと言うもの。 A子さんは大学生の子供に【何も出来なくてごめんね】と謝ったそう。 大学生の子供からも、全く「信用していない」と直接言われたらしいのです。 私は、その時の気持ちを問いました。 A子さんは【ショックだった】と返答して下さいました。すごく、泣いていました。 一方A子さんは、日々不安に刈られ、思うように行動したいけど。 ☆失敗したらどうしよう… ☆行動したいけど、不安すぎて頭がクチャクチャ。 ☆二人の学校は大丈夫かな… ☆作ったご飯がおいしくなかったらどうしよう… など、マイナスなイメージしか持たれていませんでした。 冒頭でもありましたが、【何も出来なくてごめんね】と言う言葉。 その方は、子供達の送迎もしていますし、仕事、洗濯、家事、様々毎日やっています。 ただ、重要な書類関係が出来ない…手がつけられない…何をしたら良いのかわからない。 このひとつの事で【何も出来ていない】と思っており、自己肯定感がとても低くなっていました。 また、過保護ゆえ二人の学生生活が心配で不安になっていることも解りました。 ①A子さんは、立派にこれまでお子さまを育て上げた。 ②送迎や、家事、家計面での貴重な存在意義。 ③二人を心配し過ぎて不安→大学生の子供に「信用できない」と言われたが、あなたも実は過度に心配し過ぎているのは「信用」出来ていないのでは？ ④失敗ばかりフォーカスしているが、実は過去に真剣に取り組み、忘れていた成功体験を再認識する。 このような、提案や共有をさせていただき、A子さんの場合は自動車免許の取得など、気づいていただく事ができ、大学生の子供に「信用できない」→【ショック】と言う気持ちから、【悔しい】に変化しました。 このように自己肯定感を上げて行けばきっと行動できます。