英語の過去形と現在完了形の違いが
体で感じることができます、と言うと
変な人と思われるかもしれませんが、
断言します。
「現在完了形は体感できます!」
こんなことを思いついたのは
中学3年生の女の子から
現在完了形がよく分からない
現在完了形を体で感じることは
できないのですか?と質問されたことが
きっかけでした 。
その女の子には、現在完了形を
一緒に体感してみよう!と言って
これから説明することを
一緒にやってもらいました。
現在完了形を感じる方法は、
とても簡単です。
両手をこすること、それだけです
両手をこすることで、
現在完了形を体感することができます。
習慣として寒いとき、
手こすって温めるのであれば、
動詞の現在形を使います。
I rub my hands together to warm them.
今ではなく さっき手をこすって
あたためたなら、動詞の過去形を使います。
I rubbed my hands together to warm them.
何かの準備のため
手を温めておく必要があったため
こすって温めておいたのであれば
現在完了形を使って表現できます。
I have rubbed my hands together to warm them.
では、次に過去形と現在完了形の違いを
体感してみましょう。
手を強くこすってみてください。
手をこするのを止めてください。
手の感触が感じられますか?
ジンジンする感じでしょうか?
しばらくすると、ジンジンする感じが
消えると思います。
こすった後の手の感触が現在消えている、つまり
現在とは途切れている感じ、それが過去形です。
I rubbed my hands together.
手をこすって手をこする行為は完了しているけど
じんじんしている感触が現在もまだ残っている、
それが現在完了形です。
I have rubbed my hands together.
行為は完了しているけど行為の影響が
現在もまだ残って言う感じが現在完了形です。
過去形と現在完了形の違いは体感できたでしょうか?
ぜひ両手をこすって
現在完了形を体で感じてみてください
僕は最近まで「現在完了形」が苦手でした。
英語学習に不安があれば、5分でも10分でも
僕と話すことで、その不安は軽くなるかもしれません。
お気軽にご連絡ください。
完了形に関する動画をアップしますので、
一度ご覧いただけると、嬉しく思います。
発展学習として次のことを考えても面白いと思います。
1 現在完了形で表現している日本語を探そう!
例:食べたばっかりでしょ/あの映画見たからなぁ/
まだ爆発物は見つかっていない/どこでもチャージ・
もうしていますか?(パスモのコピー)など
普段使われている日本語を観察していると
「あっ!この日本語は現在完了形で表現できる」
「いやこの日本語は現在完了進行形だ」などと楽しめます。
I have spoken(もう話しています)
状況によっては「有無は言わせん」と
翻訳される理由を考えてみましょう!
2 ここだけ覚えれば 大丈夫はどこ?
現在完了形(have/has + 過去分詞)に遭遇したら
「過去の出来事が現在とどのようにつながっているか?」を
考えるのがポイントになります。
現在完了形が分かると、英語が楽しくなると思います。