英語の時制で悩んでいる方、抜け出す方法を教えます

吉永式記憶術で整理し、時制を体感することで、理解できます。

英語の時制を体で感じる方法を思いついたのは、 中学校３年生の女の子からの質問がきっかけでした。 「現在完了進行形？　現在完了形？ よく分からない。簡単に分かる方法ないの？」 そうきかれて、英語の時制を 体感する方法を思いつきました。 自転車にいったん乗れるようになると、 しばらく自転車に乗ってなくても 体が覚えているので乗れますよね。 それと同じように、英語の時制も いったん体で覚えてしまえば、 各時制が持っている意味を 思い出すことができます。 その中３の女の子と一緒に行った、 英語の時制を体で感じる方法は、 とても簡単です。 手をこするだけです。 それだけで各時制が体感できます。 手をこすってみてください。 手をこするのを止めてください。 手の感触が感じられますか？ ジンジンする感じでしょうか？ しばらくすると、ジンジンする感じが 消えると思います。 現在ジンジンする感じが消えた感じ、 つまり、現在とのつながりが消えた感じは、 過去形で表現できます。 I rubbed my hands together. 手をこする行為は、止めているけど、 ジンジンする感じが現在もまだ残っている感じ、 つまり、過去の行為が現在とつながっている感じが まだあるのであれば、現在完了形が使えます。 I have rubbed my hands together. どうでしょうか？ 過去形と現在完了形の違いを体感できたでしょうか？ この違いが分かると、 現在進行形と現在完了進行形の違いも体感できます。 手をこすってください。 手をこするのをやめてくださいと言うまでは、 こすり続けてくださいね。 今まさに手をこすっていると思います。 この状態を表現するのが、現在進行形ですね。 I am rubbing my hands together now. まだ手をこすっていると思います。 先ほどからしばらくの間、 今もまだ手をこすっていることを 表現したいときに使うのが、現在完了進行形です。 I have been rubbing my hands together for a while. 英語の時制が、よくわからなくなったときには、 両手をこすってみてください。 体で覚えた英語の時制は、 記憶に長くとどまっていると思います。