能力開発として「百人一首暗唱」に
挑戦しましたが うまくいきませんでした
「色恋ばかりの歌だからなあ」と
ネガティブな感情があり なかなか
百人一首の世界に入ることができませんでした
ある本を読んだとき
「色恋の歌ばかりだろう」との偏見が消え
歌の状況が想像でき
自分の感情が動き始めると
覚えやすくなりました。
僕の偏見を消してくれた本
ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」
ー千年の時を超えて明かされる真実ー
この本おかげで 百人一首が
「色恋ばかりの歌」ではないことが理解できました
21番の素性法師の歌に関する解説を
ねずさんの本で読んだとき
心が動き 何度か口に出して読むと
素性法師の歌を覚えることができました
百人一首を覚えたいのに
覚えられないのなら
その歌の状況に自分自身を
置くことができていないために
感情移入できない
そのことが原因となって
覚えるのが難しいのかもしれません
僕が心動かされた21番の素性法師の歌です
今来むと いひしばかりに
長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
一般的には 出て行って帰ってこない男性を
待ち続けている女性のことを詠っていると言われています
ねずさんの本だと解釈が全然違います
出家する前は 高位の軍人だった素性法師
責任者として 多くの戦で指揮をとったと考えられています
戦では 多くの人が死にます
出家し 素性法師となった彼は 戦で亡くなった
部下の兵たちの家を1軒1軒訪ね回り
仏壇の前でお経を唱えたと思われます
ある部下の家に寄ったところ
その家の女性(妻か母)から
次のような言葉を聞きます
「あの人は 戦に行くとき
すぐに帰れるよ(今来む)と言って出ていきました
帰って来てくれるに違いないと思って
ずっと待っていました
あれから何カ月もたち
もう晩秋になってしまいました
有明の月の季節です
それなのにあの人は、まだ帰ってきません」
素性法師の歌は その時の状況を詠っている
とねずさんは書いています
今来むと いひしばかりに
長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
ねずさんの解説を参考に 歌われている状況が想像でき
心が動いているときに 何度か音読すると
この歌が覚えられたのだろうと思います
この素性法師の歌をきっかけにして
僕は百人一首を覚えていくことができました
僕は百人一首暗唱に何度かチャレンジしました。
最初はうまくいきませんでした。
歌の状況が理解できると、覚えやすくなりました。
もし、あなたが「百人一首暗唱」が挑戦して
暗唱出来ていないのなら、
原因は、感情移入ができていないからかもしれません。
歌の背景を理解し、感情移入するのに
役立ったのが下記の本です。
ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」
ー千年の時を超えて明かされる真実ー
百人一首の状況が理解できるようになったら、
暗唱できるようになりました。
もし、暗唱チャレンジで挫折したけど、
やっぱり百人一首を覚えたいと考えている方、大歓迎です。
5分でも、10分でも話すことで、心が落ち着き、
暗唱に集中できるようになるかもしれません。
お気軽にご連絡ください。お電話お待ちしています。