感動系Kindle作家が花嫁の手紙を書きます

お世話になった方への感謝を「強く」「確かに」伝える手紙を

この下に書かれた文章に 「なにか」感じることがありましたらご依頼くださいませ。 （実際にわたしが書いた文章です） テーマは 「わたしが人生で一番嬉しかったこと」 嬉しかったこと。 というよりは心の底から安心した。 ……という方が正確かもしれません。 母のことです。 今から10年以上前、母が胃がんになりました。 わりとタチが悪いガンで、手術で胃を全摘することになりました。 実際にお腹を開いてみて、 手の施しようがなかったら、患部には触れずにそのまま閉じる。 その場合は１時間以内に手術は終わる。 担当医にそう説明されました。 手術の日。 わたしは弟と二人で待合室の中で時間が過ぎるのを待ちました。 １時間……。 5分、10分、15分…… どうやら手術は全摘になったらしく胸をなで下ろしました。 手術後、ベッドの上には麻酔で眠っている母がいました。 「手をとってあげてください」 看護師の方が言いました。母の左手を取ると…… ひやっ 死んでしまったかのように冷たいのです。 「しばらく握っていてください。 　少しずつ体温が戻ってきますから」 母の手を握り続けました。 わたしの実家は干物屋さんです。 １日中、アジを切り続けた母の手はガサガサです。 髪はいつも短く切って、化粧っ気はありません。 幼い頃、 母と自転車に乗っていた時、 ボロボロのエプロンが目についてこんなことを言いました。 「そのエプロン、ボロボロだね」 そしたら母はカラッと笑って 「ボロは着てても心は錦よ」と言いました。 見栄は張らず、いつも自然に笑っている人でした。 30分もたった頃、その手に少しずつ体温が戻ってきました。 わたしの手と同じ温かさになった時、 今まで生きてきた中で一番安心して、嬉しかった。 これがわたしの嬉しかったことです。 【ご興味が湧きましたら】 ご用意いただくものは2つ。 ①ヒアリングシートの回答 　感謝の気持ち、思い出などをお教えください。 ②手紙のタタキ台 　いただいた文章を元に手紙を作ります。 ※イメージは「荒彫りの彫刻」です。 　言葉の足し引きや構成を組み替えて「手紙」にします。 ▽通常はご依頼から7日納品ですが、 　5日後（+1,000円）、3日後（+2000円）の納品も可能です。 　オプションからお選びください。