【「素直で何でも言うことを聞く子ども」は本当に「いい子」なのでしょうか?】
この問いに疑問の余地なく「YES」であれば、このサービスは必要ないかもしれません。
逆にこの問いに対して、「確かに一理ある」とか、「私は「YES」だと思うけど、考えてみたい」とお考えでしたら、このサービスは、子どもの人生を変えるかもしれません。
確かに「親にとって」素直で何でも言うことを聞く子どもは「いい子」です。
でも、「社会にとって」「会社にとって」「上司にとって」はどうでしょうか?
場合によっては、社会にとってはカモとなり、会社にとっては使い勝手の良いリストラ要員、上司にとってはかわいいイエスマンとなっているのではないでしょうか?
私も現場で数多くの子どもを見ましたが、親の前では「いい子」でも、学校では陰湿ないじめを繰り返し、親にはうそにうそを重ねる小学生や、「ママが選んだ高校が偏差値が一番高いから行きたい」と真面目に話す中学3年生や、ヒカキンさんの言うことが全て正しいと信じて疑わない小学生等、「優秀でいい子だけど、ザンネンなアタマの使い方しかできない子」が顕在的にも、潜在的にも多い印象です。
この傾向はいわゆる学校の成績には全く関係していません。
自分で考えることができるか否かです。
これは、「難しい問題を考えて解く」ようなものではありません。
対話を通じて、「物事の善悪について考える」や「常識を疑い、多様性について考える」等の訓練となります。
JAXAでは、この能力を「ノンテクニカル」といい、いわゆる知識技能とは明確に分けています。
要人警護の分野でも、知識のほか「協働力」「コミュニケーション能力」「批判的思考力」「判断力」等を技能として学びます。(これらの能力は「非認知能力」と呼ばれます。)
危険な現場ほど、それらの能力が必要な傾向が高いです。
この講座では、私が約20年間学んできた様々な技能を駆使して、対話のなかで子どもの現状の非認知能力を見取り、その子に足りない能力を引き出しながら、成功の芽を育てます。
そのフィードバックを保護者の方にメールで報告致します。
対話の内容は子どもの年齢と、事前情報を頂きながら、変えますので、小学1年生~中学3年生まで対応致します。高校生、成人の方でも対応はできますが、相談ベースとさせてください。
子どもとは、楽しく対話します。
楽しく対話していますが、子どもの言動を「見取って」います。
その結果は、保護者にとっては、聞きたくない結果かもしれません。
認めなくても結構です。ただ、心には留めて頂きたいと思います。
先にご紹介した隠れてイジメを繰り返していた「いい子」は、その保護者が心理カウンセラーだということで、「心理の資格も持っていないくせに息子を侮辱した」と仰っておりましたが、結果として1年後、深刻なイジメが発覚し、保護者も庇い切れず転校していきました。
恐らく今もイジメ続けているでしょう。
私にとっても苦い思い出です。
この講座では、対話を通じて子供の非認知能力にアプローチすることで、「優秀だけど、言われたことしかできない」「成長しても自立して自分の考えを持てない」子供が、少しづつでも自分の考えを構築し、未来に向けて前を向いて前進できるきっかけになれば良いと考えています。
特に事前準備は必要ありませんが、できれば、保護者から見た子供の様子(ポジティブ、ネガティブかかわらず)を記載頂けますと対応がスムーズかと思います。