「自分の心に対処するライフスキル」を高めるためにはどうするか?
「自分の感情に気づく練習」、心の見える化から始めます。感情に気づく力を養い、喜びや怒り、不安や焦りを真正面から見つめます。まずは、自分の感情に気づくことから始めてください。「心の見える化」を意識してください。
また一見して私たちの感情は、身の回りに起きる出来事によって起こってくるように思います。しかしこれは大きな間違いで、感情を生み出しているのは実は自分自身なのです。私たちには誰にでも心のくせがあり、起こった出来事に対し自分が勝手に意味づけし、この意味づけに応じた感情が生まれています。この心のくせや「自分の作った意味づけ」に気づくことが大切です。自分の意識を外にではなく内に向けることです。
「自分の心のくせや意味づけされたもの」を発見できたら、取り組むライフスキルを選択します。この場合にも、「変える」「修正する」という否定意識でなく、新しい行動を加えると意識してください。「新しい自分を始める」と考えてください。
「新しい自分」を始めてください。そのために生きる技術(スキル)として、「自分の心に対処するライフスキル」を高めてください。
この冊子は、そんなライフスキルについて考えるものです。
全32ページ(PDFファイル)です。
こんな形で編集されています。
第1章 自分の感情に気づく練習
・心の見える化
・感情に対して心に余裕を持たせる
・自分の心のくせや意味づけに気づく
第2章 自分の心のくせや意味づけしていること
・勝手に想像して心が暴走を始める
・否定的な思いに焦点を合わしている
・人に対して、すぐに劣等感を持ってしまう
・いつも自分が相手より優秀でないといけない
第3章 自分の心に対処するライフスキル
・どんなことも丁寧に、ゆっくりやってみる
・「自分がどう思われているか」と考える時間を減らす
・人を許すことで自分を自由にする
・否定的な思いに焦点を合わせない
第4章 人間関係の悩みから心を解放するスキル
・相手と自分は違うということに気づく
・他人を認めて、他人の成功を願う
・相手に執着しない
〈参考資料)
「自分の心に対処するライフスキ」ワークシート
「自分の心に対処するライフスキルデータベース」
「自分の心に対処するライフスキル(MAP)」