実は広告代理店、ブランドコンサルティング会社がブランド戦略にて、大した実績を出せていません。
なぜか?理由は3つあります。
理由1 単刀直入に、事業会社での営業経験がないためです。
ブランド戦略と他のマーケティング戦略の考え方は大きく異なります。マーケティング戦略は論理的思考で築き上げますが、ブランド戦略はそんなに単純ではありません。「この仕掛けをつくったら、相手はどう反応するか?」という心理戦なのです。営業経験がないと心理戦が分かりません。
理由2 グローバル外資企業との戦闘体験がマスト
P&Gなどグローバル外資企業はブランド戦略のエキスパートです。日本企業とは比べものになりません。そこでの戦闘経験がなければ、実力は聞くまでもなく。
理由3 デービットAアーカー教授の理論を知らない
これが一番致命的なのですが、アーカー教授の理論を駆使して戦うのがブランド戦略の世界です。ですが、日本ではアーカー教授の書籍が恐ろしく売れていません。ブランドコンサルティング会社でもアーカー教授を知らない事例はザラ。
ブランド戦略は万能薬ではありません。戦略が有効な場合とそうでない場合があります。基本お金がある程度必要です。ポジショニング戦略やランチェスター戦略などで済むなら、そちらの方がコスパ的には良いかもしれません。
まずはお話を聞かせてください。
よろしくお願いします。
貴社と競合の現状、ありたい姿を教えてください。ブランド戦略が効くか否か?、どのような戦略だったら効くかを検討させてください。