【アートセラピーでできること】
人が描いた絵の中には、自分でも気付いていない本心が表現されることがよくあります。
頭で考えるやり方では、本当の気持ちに気付くまでに強い抵抗が起きがちですが……
アートセラピーなら「なぜか描いてしまう」ということが起こりやすいので、それを手掛かりに「意識できていない本当の気持ち」に気付けることが多いのです。
人は辛いとき、その状況になれて耐え抜くことができます。
でも、その状況が長く続くと、本当は辛いということも忘れてしまうのです。
そして、そこから抜け出したいという気持ちを意識できなくなります。
【このアートセラピーで何をするの?】
アートセラピーは広い意味では、絵や音楽などの芸術を用いて行うセラピーの全てです。
私が行うのはアートセラピーのうちの絵画療法で、その中でもクライエントが絵を描くものです。
風景構成法という手法を使いますが、これは50年以上も前に日本の精神科医が考案した絵画療法で、現在ではセラピーとしても広く行われています。
手順は
・トークルームで今の悩みや気になることを伝えて下さい
・絵を描く手順とパーツをお伝えします
・絵を写真に撮ってトークルームに添付して下さい
・時間をおいて絵から読み取れることをお伝えします(いくつか質問をさせていただくかもしれません)
【風景構成法の体験で私が得たもの】
私自身も、風景構成法の絵を何度か描きアートセラピーを学ぶうちに、幼少期の寂しさやその結果(高すぎる目標を設定してしまう習慣!)に苦しむ自分を自覚できるようになりました。
その後、転職や副業に活動的に取り組み、今までとは違うライフスタイルを送っています。
【おすすめのポイント】
セラピーが終わっても絵が残ります。
その絵は、あなたの潜在意識からのあなたへのメッセージで、ずっとあなたの味方です。
【必要な物】
写真を撮ってトークルームに添付できる環境
八つ切り画用紙くらいの白い紙(お子様用のらくがき帳など)
黒マジック
12色くらいのクーピーまたは色鉛筆
「育った環境には問題がないはずなのに、なぜかつらい」と感じている方には特におすすめです。
あなたの潜在意識に聞いてみましょう。
でも、絵で心の中を表現しようとする必要はありません。
絵を描く楽しさを、味わってみて下さい。
結果として表れてくるものがありますよ。
*絵の読み取り方はその時々で変化します。
このセラピーは治療ではありませんが、私の人生経験や様々な場で学んだ知識を使って、誠心誠意取り組ませていただきます。