中小企業の製品開発を支援します

「売る」ではなく、「勝手に売れる」しくみ作りをお手伝いします

そもそも、企業が存在する目的は何なのでしょうか？ ドラッカーの格言の中で最も有名な言葉が「企業の目的は顧客の創造である」です。 では、顧客を創造し続けるために必要な「企業の基本的機能」とは？ ドラッカーは、顧客を創造し続けるために必要な企業の基本的な機能は2つあると言っています。それは、「マーケティング」と「イノベーション」です。 マーケティングの理想は「販売を不要にすること」で、顧客を良く理解し、顧客の欲求を満足させる手段としてモノやサービスを提供します。完全にこのサイクルが回れば企業は自ずと売上が発生します。つまり、「勝手に売れてしまう」状態になります。 もう一つの機能であるイノベーションは「新しい満足を生み出すこと」です。既存のものは古くなります。完全に販売を不要にしたかと思えば、社会の変化に応じて、顧客の欲求が変化します。 そのため、企業は絶えず変化に対応することが求められ、その変化に合わせて随時、顧客の欲求を満足させ続けなければなりません。 マーケティングとイノベーション。この2つの機能は双方が補完関係にあるものではなく、常に同時に考えて行わなければなりません。 マーケティングとイノベーションは「創造」と「破壊」の関係にあります。同じ組織の中で同時に実現することは極めて困難です。 したがって、仕組みを作りながらも、その仕組みをゼロベースで破壊していくことを求められ、複雑に絡み合って組織に混乱を招きます。 しかし、大丈夫です。 マーケティング（販売）にもイノベーション（製品開発）にも「やり方」があります。 その「やり方」に則って戦略的かつ段階的に実践すればいいだけです。 やり方とは・・・ 「誰に」「何を」「どう売るか」ではなく「誰の」「何を」「どう解決するのか」「するとどうなるのか」を考えるだけでいいのです。 そして「誰が」「何を」「欲しがっているのか」ではなく「誰の」「何を」「どう解決できるのか」「それはモノなのかサービスなのか」を考えるだけでいいのです。 マーケティングとイノベーションは複雑に絡み合っていますが、順番は「モノやサービスを作って」から「売る」のではなく、「売って」から「モノやサービス」を作るのが正しい方法です。 そのお手伝いをさせてください。