精神科心理士がトラウマやPTSDの相談お受けします

。過去の心の傷で苦しんでいる方のサポートをします。

人は人生の中で様々な出来事に遭遇し、その経験を経て成長していきます。良い経験もあれば悪い経験もあり、特に悪い経験においては傷つき、辛い思いをすることもあるでしょう。通常、こうした辛い体験もその人が持つストレスへの強さや回復力、周囲のサポートなどによって傷を癒し、乗り越えていくことができます。 しかし時に、あまりにも辛すぎる出来事であったり、その人のストレスに耐える力や回復力が弱かったり、身近に支えてくれるサポートがない場合、心が大きなダメージを受け、成長しても心の傷が癒えないまま過ぎてしまい、それが生活にや人生に大きな影響を与えることがあります。こうした心の傷は一般的に「トラウマ（心的外傷）」としてよく知られています。また、このトラウマによって、精神的な症状や生活への悪影響、長期間にわたる苦痛が続く場合は、心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）や複雑性ＰＴＳＤといった診断がつくことがあります。 トラウマには、自然災害・事件（暴行、性被害、等）・身内の突然の死、といった大きな出来事を自身が経験するもしくは目撃するといったものから、親の虐待や厳しいしつけ・いじめ・パワハラ／モラハラ、といった小さな出来事でも長期間続くものまでさまざまです。 こうした出来事によるトラウマがきちんと癒されない場合、次のような問題が現れることがあります。 ・苦痛な記憶が突然、繰り返し浮かんでくる ・トラウマの体験が再び起こっているように感じる、またはそのように行動してしまう（フラッシュバック） ・悪夢をよく見る ・トラウマに関することに触れた際に、強い苦痛を感じる。またその際に、過呼吸・発汗・震えなど交感神経系の症状が体に現れる。 ・トラウマに関することを避けようとする。 ・トラウマの記憶が思い出せない。 ・自分自身や他人、世の中に対してネガティブな考えやイメージを持つようになる。 ・常にネガティブな気持ちになる。 ・物事への関心や意欲の低下。 ・ポジティブな感情を感じなくなる。 ・苛立ちや激しい怒りによる人や物への攻撃性が生じる。または自己破壊的な行動。 ・過度の警戒心、少しのことでも驚く。 ・集中力や記憶力の低下、睡眠障害。 ・感情のコントロールができない。 ・自己イメージが否定的になる。 ・対人関係に問題が生じる。