私たちは、毎日の生活の中で自分のくせに気づくことはあまりありません。でも確実にくせはあり、身体は元々とはほど遠い硬さになっています。心も身体と同じです。長年の心のくせが私たちのパフォーマンスを制限しています。
身体のケアが必要なように心のケアも必要です。やることを決めたら後は根性で乗り切る、頑張る、常にポジティブにという発想を切り替え、その時の「自分の心に対処する」という発想が必要です。
ライフスキルとは、自分の願望を実現したり、自分らしく生きたりするための「技術」です。何かに頼るのではなく自分で生きる技術を磨いてください。
ワークブックでライフスキルを高めてください。
1.はじめに
(1)「自分の心に対処する」という発想
(2)感情に振り回されない人は、適応力が高い
(3)ライフスキルを高める行動と習慣
(4)自分の心に左脳的にアプローチする
(5)心のざわつきを無くし余裕を持たせる
2.自分の感情に気づく練習
(1)心の見える化
(2)変える、修正するのではなく、新しい自分を加える
(3)自分の心のくせや意味づけに気づく
3.自分の心のくせや意味づけしていること
(1)勝手に想像して心が暴走を始める
(2)否定的な思いに焦点を合わしている(悪い方向に考える)
(3)人に対して、相手に対してすぐに劣等感を持ってしまう
(4)いつも自分が相手より優秀でないといけないと思っている
4.自分の心に対処するライフスキル
(1)どんなことも丁寧に丁寧に、そしてゆっくりやってみる
(2)「自分がどう思われているか」ということを考える時間を減らす
(3)人を許すことで自分を自由にする
(4)否定的な思いに焦点を合わせない
5.人間関係の悩みから心を開放するライフスキル
(5)相手と自分は違うということに気づき、理性によって共に歩む道を模索する
(6)他人の良いところを認め、さらに一歩進めて他人の成功を願う
(7)会うべき人に出会ったことに感謝して相手に執着しない
*演習ワークシート付
ワークシートを使って、その時の感情(心の見える化)から自分のくせや意味づけを見つけて下さい。そして、実行するライフスキルを決め具体的な行動や感想を記録して下さい。丁寧に時間をかけて取り組むことで、意識して起こした行動が無意識に出来る習慣に成長していきます。
ワークブックはPDFファイルでのご提供になります。内容についてのご質問もお受けします。
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