新神戸駅 布引の滝(パワースポット漫遊記4)

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コラム
ちょっと前になりますが、2月半ばに、知人の自主製作映画の上映会に参加するため、神戸に行ってまいりました。
新神戸の駅は初めてです。到着はお昼頃。三宮のホテルにチェックインするのは4時。それまでノープランです。昨年の3月に銚子に行ったときも金運のお寺に寄るのと次の日のカッパハウスだけ決めていて、あとはほぼノープランでしたから、私の一人旅は大体が行き当たりばったりです。
新神戸駅の改札を出ると「布引の滝→」という看板があちこちに有り「これだけ大々的に案内が出ているということは何かすごい場所に違いない」と案内を頼りに駅の裏手に回りました。
そもそも、新神戸の駅に到着した時も、駅の前後がトンネル、という不思議な作りに驚きましたが、改めて見てみると、山の中に無理矢理作ってあるような駅舎です。しかも在来線との連絡は一切なし。
その、駅がはまり込んでいるような山にはハイキングの案内板が有り、どうやら布引の滝には雄滝と雌滝があるとのことで、雌滝はすぐ先にあるみたいですが、雄滝の方は結構上の方のようです。(この地図には書いてありませんが)
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でも、ここまで来たのだし、どうせなら、雄滝も観たい!ということで、ハイキングコースっぽい山道をひたすら上ることにします。天気は今にも雨が降りそうでしたが、結構、歩いている人が多く、人気の場所みたいです。
山道のあちこちに布引の滝を歌った和歌の碑が設置されており、平安時代から、宮廷貴族達に愛され歌われていたのがわかります。(完全に行き当たりばったりだったので、この時点で、全く前知識無しでした。)
樹木や草本、着生植物等を観察しながら歩けば、思っていたよりすぐに雄滝にたどり着くことができました。
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凄い。新幹線の駅のすぐ裏手にこんな場所が。
この滝を観られただけでもかなりの収穫でした。
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可愛らしいマメゴケも観られ、自然観察欲も満たされたのは言うまでもありません。
その後、ブログを書くにあたって調べた所、布引の滝は日本三大神滝と呼ばれる滝の一つであることがわかりました。
もっときちんと調べていけば、違う気付きもあったのかもしれませんが、こういう偶然の出会いを喜び、楽しむ気持ちも大事なのだと思います。
パワースポットと呼ばれる場所は多くの人を惹きつける魅力を持っていて、それは古の人々も、現在の人々も変わらないのでしょう。
そして未来の人々も。
生きる希望が湧く、そんな場所でした。










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