ラインやスカイプ

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ラインやスカイプ
 家庭教師の一番の弱点は、授業時間が少ないことだと思います。
塾に比べるとかなり少ないため、できることが限られてきてしまいます。
そのため、授業の中では論理的思考力を養う練習を中心にやります。
家庭学習では暗記中心の勉強をしてもらいます。
このやり方自体は効率がいいのですが、問題が一つあります。
ほとんどの子たちが家庭学習をサボるということです。
お母さんが口を酸っぱくして言っても、そう簡単にはやりません。
お母様の一番の悩み種だと思います。
この悩みがあるので、塾の授業が効率よく回っていないのがわかっていても、
塾に言っている方がマシだと考えてしまうようです。
 これをできる限り解消するために、
私はラインやスカイプを利用し子供たちの家庭学習を監視するようにしています。
授業の最後に宿題の範囲をノートに書いて一週間後の授業の時に確認するよりは、
はるかに監視の効果はあると思います。
 「社会の25ページを解きました。」
「それでは✖だったところを10回ずつノートに書いて暗記して。」
「やりました!」
「ノートに書いたところを写メしてください。本当にやったかチェックします。」
「・・・・・・・・・・・もう一度やります。」
「嘘をつかないで、最初からちゃんとやって!今から10分以内に写メして!!」
「わかりました!イエッサー!」
こんな感じでちょこちょこ監視していますと、
だんだんと嘘もつかなくなりますし、勉強の習慣も身についてきます。
ただ、人間は慣れてきますと、またさぼり出します。
お母様の方から、
「先生、さぼっています!私の言うことを聞きません!」
というSOSが来ます。
その時は、私の方からすぐに電話して喝を入れます。
そうすると諦めてまたやり出します。
しばらくはこうしたイタチごっこが続きますが、それでも暗記ははかどっていきますので、
漫然と塾の授業を聞いているよりはマシです。
BESTの方法ではありませんが、BETTERな方法だと思っています。
常に試行錯誤の連続ですが、臨機応変に対応すれば必ず効果は出てきます。
こうした地道な努力が合格につながると思っています。
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