皆さんの愛車はどの様に査定されるか知っていますか?

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コラム
車産業が発展してきた1つの理由にライフステージというものがあります。
独身時代にはスポーツタイプの車に乗り、結婚と同時に奥様と共有できる車種に乗り換え、お子様の誕生と成長とともにミニバンなどRVに乗り換える。
お子様たちはそれぞれ独立して夫婦2人に戻り、ご主人と奥様がそれぞれ1台ずつ所有する。
定年後は出費を抑えるために1台に集約し、乗り心地と燃費重視のお車に乗り続ける・・こんな感じではないかと思います。
以前は乗り換える際にディーラーに下取りするのが主流でしたが、最近では買取専門業者が増えてきました。
この背景にはネットの普及と流通の中核に業者オークションが存在することが挙げられます。
いまや業者オークションは中古車流通のエンジンです。
個人・法人を問わず買い取られた中古車は全国に約150ほどあるといわれる業者オークションや入札会に展示販売され、次のオーナーへと渡っていきます。年間で約320万台中古車が国内で売り買いされています。
約120万台の車は海外に輸出され、約200万台が再販(もしくは廃車)されます。
これらの販売データーや業者間の売買金額がデーター化されて、業者間取引の【相場】が形成されるわけです。
この相場をベースに買い取り業者は皆さんの愛車の査定価格を決めます。
査定価格にはプラスとマイナスの要素が加味されます。
この点に関しましては後程、詳しくお話しします。
さて、皆さんは査定を受ける際にどのような方法を選びますか?
直接、買取店に車を持ち込んで査定をしてもらう方もいらっしゃれば、ネットで一括査定を申し込む方もいらっしゃると思います。
直接持ち込みの場合は、週末や年度末などは大変混雑しますので、予約をしてから行くことをお勧めします。
また、1社だけでなくできるだけ多くの買取店に足を運んでみてください。
最近では買い取るためにゴリゴリ押してくる業者は少なくなっています。
また、ネットでの一括査定の場合は自宅(もしくは車の保管場所)まで業者が出張査定してくれますので便利です。
しかし、やたらと電話がかかり、メールが送られてくるという報告もあります。
買取価格の実態は買取価格の談合がされているケースがありますので要注意です。
大手に加えて個人で買取をやっている業者にも声をかけてみるのも1案です。
査定を依頼して、提示される買取価格に驚くことがあると思います。
ご自身の愛車に対する愛情とは裏腹に厳しい現実を突き付けけられるからです。なぜでしょうか?

先ほどお話ししましたが、査定にはプラスとマイナス要素が共存します。
中古車である限り、マイナス要素が多くなるためと、業者オークションの取引相場・流通通コスト・買取会社の人件費や固定費・利益などを差し引いた価格が提示されるからです。

初めから売却することを前提に車を買う方は少ないかも知れませんが、マイナス要素を少なくするには日ごろからのメンテナンスが欠かせません。
エンジン周り・オイル交換・ATFの交換(最近はあまり奨励さてていませんが)・足回りの整備は勿論のこと、外装の修理をする際も技術のある業者を選択しましょう。板金した際の細かな波や色むらも減点の対象です。

また、業者オークションでは整備記録簿や取扱説明書・スペアキーなどの付属品の有無は買い手に安心感を与えるので、業者オークションでの成約率が上がります。なぜならその車を小売りする際のセールスポイントになるからです。
次に修復歴に関してお伝えします。
修復歴=事故車と思われますが、正しくは骨格の修正や交換をした車を指します。
車は骨格とパネルでできています。
人間に例えれば骨格は骨、パネルはそれを覆い、体を保護する筋肉と皮膚です。
皮膚に裂傷を負ったり筋肉を断裂するのもケガ、骨折するのも同じケガですね。
違いはダメージの深さの差です。
つまり板金修理やバンパー・ドアパネル・ヘッドライトの部品交換も広義でとらえれば事故車になってしまいます。
車業界では明確に車の評価点を定義するために、骨格の修正や交換した車を修復歴者と定義しています。
いまでは修理の技術も進み、車台の剛性などには影響しない場合が多くなりました。
では、愛車を1番高く売るにはどうしたらいいでしょうか?
愛車をしっかりメンテナンスして、加修して自身で小売りするのが1番高い値段で売れます。
なぜなら買取店の人件費や固定費・流通コストを削減できるからです。
ここで問題なのは、自分で小売りするには色々な壁が立ちはだかります。
*古物商免許を持っていない
*車の客観的な価値がわからないので、いくらで売ったら売れるのか
*店舗もないのでどこで売ったらいいのか
*個人でネット販売するには、何をしたらいいのか
*お客さんとのやり取りに時間を割けないし面倒
*運よく売れても、その後のクレームなどの対応経験がなく躊躇する
などなど。
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古物商免許を持った担当者が小売り相場を見極めてネットに代理掲載し、お客様とのやり取りやクレーム対応も代行します。
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