韓流ドラマ「愛の不時着」にみる南北朝鮮の他人事でない経済格差

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コロナ自粛を契機に大ブレイクした韓流ドラマ「愛の不時着」をご覧になった方は多いと思います。
「不時着ロス」というキーワードがSNSをにぎわいました。
財閥令嬢で会社経営の主人公がハングライダーで飛行中に竜巻に見舞われ北朝鮮の領域に不時着し、発見者である北朝鮮軍の士官が彼女を秘密裏に保護し、次第に国家間の主義やイデオロギーを超えた深い愛情を紡いでいく物語です。
地域社会・家族愛・家族の策略・イデオロギーを超えた普遍的な愛情・南北の経済格差・インフラの違い・アクション・笑い・情念・愛情を上手に練り込んだ大変切ないストーリー展開が女性たちを中心に人気を得ました。
南北朝鮮は歴史を辿ればアメリカと旧ソ連によって引き裂かれた民族ですが、北朝鮮は軍事国家の道を歩み、一方の韓国は財閥を核とした資本主義国家のコントラストが描かれています。
象徴的に描かれているのは
肉中心の飽食と野菜中心の質素な食事
たびたび起こる停電やそれに伴う列車の遅延と豊かなインフラの対比
部落での濃厚な人間関係によるコミュニケーションと高度なインターネット社会
情報統制と圧倒的な情報量の違い
経済格差
などです。
視聴した方々はそれぞれ感想をお持ちだと思いますが、筆者が1番印象的だった点は、経済格差です。
情報統制された状況下で、貧しいなりに生き生きとたくましく生きていく北朝鮮の村民や下級兵士と自由経済国家として整備されたインフラと飽食の中で生活を享受している韓国の人々です。
国家経済のシステムは日本も韓国も同じですが、アベノミクス以降は経済格差が大きくなっています。
つまり市場に資金を注入し続け、経済力の強化による生産性の向上と物価上昇によるインフレが所得を引き上げ、税収が上がり社会保障も潤うシナリオですが、実際には給与や賞与が上がって生活水準が上がったという例は限られているようです。
また今回の予期せぬコロナ騒動で経済は低迷し、雇用さえも危うい状態で政治ができることは限られていることを痛感したのではないでしょうか?
まさに、アベノミクス→アベノマスク→アベノリスクと揶揄せざるを得ません。
今年のGDPの予測は第2-4四半期すべてマイナスです。
まさに「愛の不時着」にみられる南北の経済格差のように日本での経済格差はさらに広がると予想されます。
自身に立ち返って、アベノミクス以前と現在・コロナ騒動以前と現在の家庭経済は良くなりましたか?
政治ができることが限られている今、現在の生活を収入予測に基づき縮小均衡を図るか、維持するためには収入の道、つまり、副業を探し始める必要があります。
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