記事を量産する側のモラル

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コラム
インターネット上のモラル。最近、よく語られることなので、皆様、よくご存じかと思います。
「誹謗中傷」
「嘘」
今にはじまったわけではありませんし、こういうことがある世界だということも理解しています。ただ、こういうメディアがはびこるようになってしまった責任は、クオリティを無視して記事を量産してきた我々にもあると考えています。

旧来のメディア(新聞やテレビ、ラジオなど)は、「もう必要性がない」「これだからマスコミは」などと多くのネットユーザーから叩かれています。私も確かに、彼らの偏った思想には辟易としていますが、今のネットメディアの、モラルを含めた全体的なクオリティについては、いわゆる「マスコミ」には遠く及びません。

私はネットメディアを作っている人たちから、ココナラ内外でお仕事をいただいています。
しかし、信じられないような依頼をいただくことがあります。
「こういう記事を書いてほしい」という説明は、コンテンツマーケティングの記事作成を代行している業者なら必須です。
当然ながら私も、お客様に100%納得していただけるような記事が書けるよう、努力しているつもりですが、URLだけ送ってきて「自由に書いてください」という業者さんがいることも事実です。この説明でそんな記事が書けるでしょうか?
これで「SEOに強い!」とか平気で言っちゃうのですから、皆様、業者選びには気をつけてくださいね。こんな業者にSEOを依頼しても、結果につなげられないことは目に見えています。しっかりしている業者さんは、構成、ライターへの指示をしっかり行っていて、長期的には結果も出してくれます。
ジャンルに特化したライターさんが必要とされるほどに難しく、また制約の多いジャンルの中で仕事をしている人からも、このように丸投げの依頼が来ることがあるので驚きです。盗用になる危険性、その際の自社への影響など考えないのでしょうか…
業界のモラルについて考えさせられることが、特にここ最近増えてきました。
最近は天気もはっきりせず、どんよりですが、そろそろスカッと晴れてほしいものですねえ。


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