不登校で家庭教師を利用するとき

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不登校だからこそ、家庭教師選びで注意すべき点

私は個人契約でも、業者経由でも、家庭教師をやっています。どちらの場合も、このところ「不登校の生徒さん」の案件が増えてきています。不登校ということで、親も子も大変つらい思いをして、藁をもすがる思いで家庭教師を頼むことになったのだと思います。家庭教師の目からみた「不登校」を語りたいと思います。

まず、不登校の場合、通常の場合以上に家庭教師の人柄を厳選することが大切です。家庭教師は勉強を教える能力と、人柄と、両方が備わっていないといけませんが、不登校の場合は特に後者、子供を温かく、そして厳しく導く心があるかどうかが大事になってくると思います。

個人契約でしたら保護者の方は、まずその家庭教師が不登校に対してどういう考えでいるのか、また、今後どのように指導しようと思っているのか、話し合われるといいと思います。これはとても大切なことで、家庭教師も人それぞれ、考え方に違いがあるからです。親の思いと、できるだけ一致する先生を選びましょう。ただ、料金を払って家庭教師の連絡先を教えてもらうような、仲介業者を通じての個人契約の場合は、あまり詳しいことを最初にやりとりもできないと思います。その場合は簡単に、どうしても譲れない点だけを交渉して、そこがOKならまずは、お金を払ってでも面談に進むといいと思います。お金にこだわって、あれもこれもと聞いていると相手も敬遠しますから、「まずはお会いして、お互いに条件や考え方、子供との相性が合えばお願いしたいので、駄目なら断ることもあるがよいか?」と、率直に申し出てみればいいでしょう。

せっかく面談に進んでも、断られる可能性があるなら嫌だ、という家庭教師は、そこで辞退するので、後々もめないと思います。
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