「頑張る」ことは正しいか?

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「頑張る」という言葉があります、「頑張って」「頑張りなさい」という言葉は、日常でよく使われています。

「頑張る」とは元々「我を張る」「我意を通す」という意味です。

「頑張る=力を入れる」というイメージを持つ人が多いようです。「頑張れ!」と言われても、「何を」「どうする」のかが具体的ではないのに、言われた方も、何となくわかったつもりで「頑張ります!」と応えます。また「頑張れ」と言われて追い詰められる人もいます。

そもそも、身体を力ませている時は、心を使っているようでほとんど使っていません。一生懸命やっている感覚だけあって、実際には何もできていない状態です。よく「こんなに頑張っているのに誰も認めてくれない」という人がいますが、そんな時は、力んでいるだけで何もできていない可能性があります。

私たちがストレスを受けている時、最もしてはいけないのが頑張ることです。

頑張って身体に力を入れることで、余計にストレスを受けてしまうからです。さらに頑張ることで、ストレスの悪循環にはまります。

頑張ることで困難を乗り越える人はすごい人です。しかし、人にアドバイスを与える上では大きな落とし穴があります。それは、相手も頑張りさえすれば、困難を乗り越えられると思い込んでしまうことです。乗り越えられないのは、頑張りが足りないという考えです。もし、相手が「頑張る=力を入れる」とイメージしていたら、頑張ることで逆に困難を乗り越えられなくなります。

頑張ると疲れます。疲れると虚脱状態になります。それでも頑張ろうとしますが、また疲れてしまいます。

ストレスを受けている時、まず力を抜いてリラックスしましょう。
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