2022年(令和4年)の秋のお彼岸期間は、9月20日(火)〜9月26日(月)の7日間となっております。
今、この文章を読んで、特定のご先祖様が思い浮かびましたら、通常のお供物の他に、その方が生前好きだったものをお供えしてみてください。
お墓参りに行かない、仏壇が無い、そのような場合は、自宅の部屋でテーブル等を綺麗に拭いて、お供物を置いて「◯◯おじいちゃん、どうぞお召し上がりください」のような形で、声かけをすると良いです。
そして、適度な時間が経過したら、お供物を下げてください。これでも立派なご供養になると思います。
よく「お墓参りは行ったほうがいいのでしょうか?」という質問がありますが、その質問をする時点で、気になっているのですから、行くことができる状況であれば、行ってください。
あとは、お供えする花なども値上がりしておりますが、できれば値引品などは避けたほうが良いと感じます。
心の中の「うわ〜、798円か〜、398円のにしておこう」という声は、確実にご先祖様に聞こえていることでしょう。
ただし、ご自分の生活レベルを考慮した上で、お供物等を購入すれば良いと思います。
一番大切なのは、ご先祖様に対して、ご供養の気持ちをしっかりと持ち、それを伝えることですので。
最後に「下げたお供物は食べていいのか?」ということですが、私個人はどちらでもいいと考えています。
食べることがご供養につながるという考え方も理解できますし、一旦お供えした物は食べたくないという方もいることでしょう。
私は「食べる派」だったのですが、食べた後にお腹の調子が悪くなり下痢になる機会が増えてきたので、現在は、お供え物に感謝の気持ちを伝えて、処分しています。
以上、いろいろ書きましたが、秋のお彼岸期間をきっかけに、ご先祖様に心を向ける日を作ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また。