何者でもなく、ただ一人の人間として。

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対話を始めたばかりの頃、このようなフィードバックを頂いたことがあります。

「どのようなフォーマットも通さない思考解放の場」

「スピリチュアルや、カウンセリング、コーチング理論をバックグラウンドとしない対話者は貴重」

嬉しかった。
私は、心理学の専門知識も全くないし、コーチングの講座も受けたことがない。

ただの資格でしょ、と強がりつつも、対話に対する「分かりやすい」経歴がない人間、いわゆる「素人」との対話をどこまで信用してもらえるのか、実際不安でした。



だからのこのフィードバックの言葉は、逆の発想をしていて嬉しかった。
なるほど考え方を変えれば、頼るバックグラウンドがない分、「何か」に当てはめてくることがない。

例えば、スピリチュアルな何か理解を超えたものを背景とした意見もないし、
心理学という、イマイチよく理解できない大きな理論を当てはめることもない。

ただ、目の前の、それ以上でも以下でもない、実在するただ一人の人間の意見があるだけ。
それはすごく信じられるし、安心するのかもしれない。


、、、というか、何かに当てはめられるのが一番嫌なのは、実は私。笑

「あなたのパターンに当てはめないでよ」
「こういうケースを学んだのかな」

ようわからん大きな理論を出してきて、それらしく語る人も苦手。笑
それよりも、私は、僕は~~と思う。って自分を主語に言ってくれた方がよっぽど信頼できる。


私は素人です。
心理学者として、カウンセラーとして、コーチング理論を学んだ者として、あなたと対話する訳じゃない。
ただの一人の人間として、感じたことを伝えます。

玄人じゃないとダメだって思い込んでた。
何か特別な知識がないと仕事にしちゃダメだって。


でも素人でいいのかも。
素の人間。何の肩書も通さない私で話します。





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