セブンプロジェクトの加藤氏が怪しい詐欺ショッピングの見分け方を伝授!

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詐欺サイトとは、「個人情報を盗む」「金銭を騙し取る」ことを目的として作られた悪質なサイトのことです。

詐欺サイトに引っかかると、知らないうちに個人情報を盗まれて悪用されたり、金銭を騙し取られたりするリスクがあります。

そこで本記事では、詐欺ショッピングサイトに詳しいセブンプロジェクトの加藤さんから聞いた見分け方や遭遇した場合の対処法を紹介します。

加藤さんとは飲み友達なので毎回有益な話が聞けて非常に助かっています。

では早速加藤さんから教えてもらった情報を開示していきます!

よくある怪しい詐欺の特徴

以下でよく見られる詐欺の手口を紹介します。

ネット通販詐欺

本物のブランドサイトに酷似した偽のECサイトに誘導し、粗悪な商品を購入させたり、代金を支払っても商品を届けなかったりする手口です。また、支払いに使用したカード情報を不正に入手し、悪用するケースもあります。

チケット転売詐欺

「人気アーティストのコンサートチケットを転売する」といった話をSNSなどで持ちかけ、詐欺サイトに誘導します。これにより、カード情報を盗んだり、偽のチケットを売りつけたりする手口です。

オンラインバンキング詐欺

金融機関などを装い、フィッシングメールを通じて偽のサイトへ誘導し、インターネットバンキングのIDやパスワードなどを窃取して預金を不正に送金する手口です。

ワンクリック詐欺

なりすましメールの中にあるリンクをクリックさせて架空請求のページに誘導し、不当な請求を行う手口です。
これらの詐欺手口を知り、被害を未然に防ぐために注意が必要です。

詐欺サイトを見分ける7つの方法


では、具体的にセブンプロジェクトの加藤さんから教えてもらった詐欺サイトを見抜く方法をお伝えします。

①サイトURLやドメインが正しいか確認する

まず、閲覧しようとしているサイトのURLの「.」以降を確認しましょう。
URLとは、ブラウザの上部に表示されている英数字の文字列を指します。

URLに含まれる文字列の「http://」以降の部分をドメインと言います。公式の企業が使用する「.」以降のドメインは、次のようなものが一般的です。

.com
.co.jp
.jp

しかし、詐欺サイトの場合は見慣れないドメインが含まれているケースがあります。

その場合は、そのサイトが詐欺サイトである可能性が高いため、注意が必要です。URLのドメインをしっかり確認して、安全なサイトかどうかを見極めましょう。

また、公式サイトになりすました詐欺サイトでは、公式サイトのURLを巧妙に真似ている場合があるので注意しましょう。
例えば、公式サイトのドメインが「aiueo.co.jp」だとすると、詐欺サイトは以下のように文字を追加したり、文字を数字に変えたりして、公式サイトと区別がつかないようにしている場合があります。

aiueoo.com
aiue0.store
aieuo.com

このような詐欺サイトに騙されないためには、公式サイトのURLをブックマークするのをおすすめします。

普段から公式サイトのURLをブックマークしておくことで、正しいURLをすぐに確認できます。

サイトにアクセスする際は、ブックマークした公式URLと見比べて、文字の追加や変更がないか確認しましょう。

これらの対策を取ることで、詐欺サイトに引っかかるリスクを減らすことができます。安全にインターネットを利用するために、常に注意を払いましょう。

②正しい会社情報かどうか確認する

正規の通販サイトには、問い合わせ用の電話番号がサイト上に記載されています。しかし、詐欺サイトには電話番号が書かれていないことが多いです。

日本では「特定商取引法」により、以下の項目の記載が義務付けられています。このため、これらの情報が記載されていない場合、そのサイトが詐欺サイトである可能性があります。

「特定商取引法」で記載が義務付けられている項目

・販売業者
・代表責任者の氏名
・住所
・電話番号

これらの項目は、「会社概要」や「特定商取引法に基づく表示」などのページに記載されています。記載がないサイトは要注意です。

さらに、住所や電話番号が記載されていても、それが正しい会社情報であるとは限りません。初めて利用するサイトの場合、以下の方法で確認すると安全です。

・Googleマップで確認する

記載されている住所をGoogleマップで検索し、実際に存在する場所か確認します。また、電話番号を検索して正規の企業であるか調べます。

・公式サイトの確認

公式サイトに掲載されている情報と一致しているかをチェックします。
これらの対策を行うことで、詐欺サイトに引っかかるリスクを減らすことができます。安全にネット通販を楽しむために、常に注意深く確認することが大切です。

③掲載商品は極端に安くないか確認する

ネットショッピングをする際には、掲載されている商品が極端に安すぎないかを確認しましょう。

極端に安い商品に注意

詐欺サイトでは、消費者の購買意欲を高めるために、高い割引率を提示して商品を販売していることがあります。例えば、通常価格よりも大幅に安い商品が掲載されている場合、それは詐欺の可能性があります。これは、購入者からお金を騙し取ろうとする手口です。実際には商品を発送せず、代金だけを騙し取るために高い割引率を提示しているのです。

人気商品の在庫状況にも注意

さらに、他の多くのサイトで売り切れているような人気商品にもかかわらず、「在庫あり」と表示されている場合は注意が必要です。詐欺サイトは、在庫がないにもかかわらず在庫があると偽り、購入者を引き寄せることがあります。
これらのポイントを確認することで、詐欺サイトに引っかかるリスクを減らすことができます。安全にネットショッピングを楽しむために、価格が極端に安い商品や不自然な在庫表示には十分注意しましょう。

④決済方法に不審な点はないか確認する

ネットショッピングをする際には、決済方法に不審な点がないかを確認することが重要です。以下のような不審点があるサイトは、詐欺サイトである可能性が高いので注意しましょう。

・支払い方法が限定されている
・銀行振込やクレジットカード決済のみ

一般的なECサイトでは、消費者の利便性を考えてさまざまな決済方法が用意されています。これに対して、詐欺サイトでは決済方法が限定されていることがあります。

とくに振込先が個人名義、特に外国人名義になっている場合は要注意です。通常、正規のECサイトでは法人名義の振込先が指定されます。

先払いにも注意

詐欺サイトでは「先に代金を支払っても商品が届かない」トラブルが多く報告されています。銀行振込など、先払いを要求される場合は特に注意が必要です。

注文後の受付メールにも注意

⑤セキュリティソフトから警告されていないか

詐欺サイトを閲覧してしまった場合、PCのセキュリティソフトから警告されることがあります。以下のような警告が表示された場合は注意が必要です。

セキュリティソフトからの警告

「この接続ではプライバシーが保護されません」
「偽のサイトにアクセスしようとしています」
「セキュリティ証明書に関する警告」

これらの警告が表示された場合は、そのサイトが安全でない可能性が高いです。

偽の警告に注意

しかし、警告自体も偽物の可能性があります。以下のような警告が出た場合は、「警告詐欺」と呼ばれる偽の警告である恐れがあります。

・大音量で警告音が鳴る
・別のサイトへ誘導するような提案をしてくる

このような警告はユーザーの不安を煽り、詐欺サイトへ誘導するための罠である場合が考えられます。そのため、指示があっても安易に従わないようにしましょう。大音量や警告音に驚いて焦らないことが大切です。
以下のような対処ができれば完璧です。

セキュリティソフトで確認する:セキュリティソフトの公式サポートサイトで警告内容を確認し、必要な対処法を調べる。

信頼できる情報源を利用する: インターネットで検索して警告内容が本物かどうかを確認します。

これらのポイントを押さえて、セキュリティソフトからの警告に対処しましょう。詐欺サイトに引っかからないようにするためには、常に警戒心を持ち、安全にインターネットを利用することが重要です。

⑥詐欺サイト情報を発信しているサイトに掲載がないか


消費者庁などの公的機関のサイトでは、詐欺サイトの疑いがあるサイトのURLを公開しています。自分が訪問しようとしているサイトに詐欺サイトの特徴があったり、正しい情報かどうかわからない場合は、以下のサイトで確認してみましょう。

公的機関の詐欺サイト情報確認サイト

・消費者庁
詐欺サイトのリストや注意喚起の情報を公開しています。

・国民生活センター
 インターネット詐欺に関する情報や対策を提供しています。

・警察庁
サイバー犯罪に関する情報を提供しており、詐欺サイトの情報も掲載されています。

⑦日本語が不自然ではないか確認する

詐欺サイトでは、不自然な日本語が使われていることがあります。例えば、文法の誤りや不自然な表現が含まれていることがそれにあたります。
また以下のような場合も注意が必要です。

文字化け: サイト内のテキストが文字化けしている場合があります

リンク切れ: サイト内のリンクが切れていることがあります

これらの点を確認することで、詐欺サイトかどうかを見極める手助けになります。

詐欺サイトには怪しい部分が多数あるので冷静に対処しよう


以上、セブンプロジェクトの加藤さんから教えてもらった怪しい詐欺サイトの見破り方です!

普通によく見てみると不自然な部分が多くあることがわかります。
とくに、自分にとって都合が良すぎるような商品は疑いましょう。

人気商品なのにやたら安く販売されていたら真っ先に疑ってみてください!

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