披露宴当日に上映するオープニングやプロフィール、エンドロールを制作するにあたり「忌み言葉」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。
日常生活においてなかなか耳にすることがないものですが、冠婚葬祭に携わる方にとっては身近な言葉かと思います。
そう!
結婚式において「忌み言葉」はとても関わり深い言葉なのです。
今回はこの「忌み言葉」についてご紹介します!
①「忌み言葉」とは?
結婚式などの特定の場において「縁起の悪さをイメージさせる言葉や表記」のことを言います。
結婚式で上映するムービーを制作する場合、この忌み言葉を避けて制作するのが一般的になっています。
幅広い年代の方々が集う、大きな晴れ舞台、
ムービーで表示するコメントやメッセージにはふさわしい言葉や言い回しを使用し、ゲストに気持ちよく見ていただけるよう配慮していきましょう。
②どんな言葉が「忌み言葉」なのか
普段使っている言葉も結婚式の場においては「忌み言葉」になることがあります。
ほんの一部ではありますが、下記の言葉が「忌み言葉」にあたるものになります。
突き詰めていくと本当にたくさんの言葉が「忌み言葉」に該当してきます。
また、句読点については「本当にこれが?」と思うかもしれませんが、
時には式場様からの注意事項で句読点の使用について指摘されることがあります。
普段使っている表記だから違和感があるかと思いますが、
使用しない形のコメントやメッセージを考えていきましょう。
③「忌み言葉」の言い換え・言い回しについて
普段使っている言葉から「忌み言葉」を避けてコメントやメッセージを考える際に下記の言い換え・言い回し方の参考にしてみてください。
どうしても他の言葉に言い換えることが出来ない場合は、
「切れる」→「きれる」のようにひらがな表記に変更し、
縁起の悪さをイメージする漢字の表記を使用しない形で考えてみてください。
④「忌み言葉」だと気づかなくてもご安心を!
SpreadWorkでは下記一覧の「忌み言葉」はひらがな表記に変更して制作しております。
多数ある中の一部ではありますが、よく使われる言葉や表記で「忌み言葉」にあたる代表的なもののみ対応しております。
その他の結婚式準備をしながらとなると、ムービー制作にかけられる時間が限られるかと思います。
そんな中、「忌み言葉」を避けながらコメントを考える細かい作業なんて…と気負うことはありません。
もし該当する言葉が含まれていた場合には変更させていただきますのでご安心ください。
⑤「忌み言葉」は絶対に避けなければならないのか
近年では「忌み言葉」の使用を避けることが必須ではないようです。
古来より「言霊(ことだま)」という考え方を見出した日本では、
縁起の良い言葉は幸せを呼び、縁起の良くない言葉は不幸につながると考えられていました。
そのため、縁起の良くない言葉は口にしないよう避ける風習が広まり「忌み言葉」が生まれたそうです。
若年者の方々にとって、そこまで気にすることがないのでは?と思うところを
昔から「忌み言葉」を身近に感じていたご年配の方々にとってはせっかくのお祝いの席なのに…と思うことがあるかもしれません。
結婚式・披露宴には様々な年代の方を招待されると思います。
必須事項ではないけれど、主役のお二人をはじめゲストの皆様にも楽しんで過ごしていただくお式に仕上げるためにも、
「忌み言葉」を気にしつつ結婚式ムービーを制作していきましょう!
いかがでしたか?
少しでも「忌み言葉」について知っていただけたでしょうか。
大切な晴れの日にふさわしい言葉を使うことって、とっても大切なことなんです!
お二人で対応できる範囲でも問題ありません。
縁起の悪さをイメージさせる「忌み言葉」を避け、「縁起の良い言葉」があふれるお式にしていってください。
結婚式の準備自体、初めての作業だらけで慣れないことが多くあると思います
結婚式ムービーに関する豆知識が多いですが、このブログが少しでもお二人のお役に立てば嬉しいです♪
また、様々なデザインのオープニング・プロフィールムービーをご用意しております。
お好みのデザインがございましたらお気軽にお声がけください。
最後までご覧いただきありがとうございました!