日本刀について相談で多いのが「磨いたら波紋がきえてしまいました…」と言うものです。
確かに奇麗にしようとしたら波紋が消えてしまうと大切にしてた分寂しいですね…
私も職人ではなく素人ですが、分かる範囲でお伝えしますね。
今回、磨く機会がありましたので、投稿しますね。
今回はこの方の日本刀です。
あまり聞いた事のない刀匠の方かも知れませんが、居合をする方には有名な現代刀匠の方です。
軍刀製作から手掛けている方で、刀剣保存会、序列2位の大業物を打たれる刀匠です。刀身重量のみで800gを超えますが、バランスの良い姿造りになっており、居合をされる方は、流れ袈裟切りも容易にできます。
女性用居合刀も打たれている珍しい方でもあります。
家に来た時には、刀剣同士の打ち合いかな…と思われる刃こぼれがありましたが、1mmもいかない物が3か所程ありましたが、仕上げ研ぎで奇麗になるていどで、大業物である事は間違えないです。歯切れは当然ありめせんでした。
次回、磨き方について書いていきます。