魂を引き留めてしまうもの

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占い
ミディアムのお仕事にて亡くなられた方の魂と繋がる際、
ああ、まだこちらの世界にいらっしゃるな...という魂が多くいらっしゃいます。

この場合、上がっていない理由は様々ですが、主に3つのケースに分かれます。
①亡くなられた方が、自分が亡くなったことを自覚していないケース
②亡くなられた方が、亡くなった事自体は理解しているけれど、何らかの未練や執着を抱え、まだここに留まりたいという想いで自ら留まっているケース。
③残された方(方々)が、亡くなられた方に対して、後悔や執着をもち、その強い想いによって上がる事を引き留められてしまっているケース。

①の場合、まずは亡くなられた事実に気付いて頂くことが重要となります。
②の場合、亡くなられた方とお話をして、抱えられている未練や執着を手放して頂く必要があります。
※時には、幾度となく説得が必要であったり、亡くなられた方と親密な関係であった特定の方からのお声がけがないとあがれないケースもあります。
③の場合、残された方(方々)の後悔や執着から亡くなられた方の魂を解放してあげるため、残された方々には、前を向いて生きていく覚悟をもって頂く必要があります。

皆様に誤解しないで頂きたいところなので、③について補足で説明させて頂きますと、残された方々の中で意図して故人の魂を引き留めていた方は、私が今まで出会った方の中で一人もいらっしゃいません。
むしろ、故人への愛に満ち溢れ、まだ一緒に居たかった。亡くなったなんて信じたくない。そういった後悔を抱えている方、そして、わたしがもっとこうしていれば。と、自責の念に苛まれている方ばかりです。

大切な人との別れは本当に辛いことです。身が引き裂かれる想いです。
人生において最大のストレス=大切な人の死。とも言われている程です。

でも、肉体を離れた魂は、もうここにいるべきではないのです。
本来帰るべき魂のふるさとに帰ることが、故人の魂にとって、安らぎとなります。次に進むために魂のふるさとでお休みになられることが、とても重要なのです。

人は生を受けた限り、必ず死を迎えます。
自分の死も、また、大切な人の死も、避けて通れる道ではありません。

何よりも大切なことは、生きている間に、一瞬一瞬を、自分に対しても、大切な人に対しても、後悔がないよう生き続けることです。
そしていつでも正直に、有難いと思ったそのときに感謝の思いを伝え、謝るべきときに謝る。やりたいことをやり、チャレンジをし続ける。その積み重ねであると、私は感じています。
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