恐怖!! ポジポジ病

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ツァイガルニク効果の解説と対策
ツァイガルニク効果は、未完了や継続中の事柄が
私たちの注意を引き、記憶に残りやすいという心理現象です。

ドラマやマンガの続きが気になるのも、この効果の一例です。
未完の事柄は完了した事柄よりも、私たちの心に長く留まり、
関心を引き続けます。

これは、「文化祭の準備が実際の文化祭より楽しい」と感じたり、
成就しなかった恋愛が記憶に残る理由でもあります。

FX取引においても、ツァイガルニク効果は顕著に表れます。
ポジションを持った後、市場の動きを気にしてチャート
を頻繁に確認してしまうのは、この効果の影響です。

初心者の頃、市場が気になって仕事中やプライベート
な時間にもチェックしてしまうのは、まさにこの心理現象
の典型的な例です。

ポジションを持っているときはもちろん、
持っていないときも「次の値動きが気になる」
「次の展開がどうなるか知りたい」と感じることがあります。

これにより、不必要な取引を繰り返してしまう
「ポジポジ病」の原因にもなります。

この心理に引きずられるところだと気づいたら、
「ああ、ツァイガルニク効果にはまりそうだった」
と自分に言い聞かせ、冷静になることが大切です。

市場を常に見ていれば利益を上げられるというのは、
実は幻想に過ぎません。もしポジポジ病が原因で
利益が出ていない場合、それは過去の行動が
マイナスに作用している証拠です。

「市場を見続けることが利益につながる」
という考えは傲慢であり、むしろ
「見ていないから無駄な損失を避けられた」
と考えるくらいがちょうど良い心持ちです。

【ツァイガルニク効果への対処法】
「市場を見続ければ勝てる」という考え方を捨て、
冷静な判断を心掛けることが重要です。
無駄な取引を避け、長期的な視点で市場を分析することが、
FX取引における成功の鍵となります。

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