デイトレはポジションを育てる感覚を持つ

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ビジネス・マーケティング
デイトレードでは、利益を確定するまでに
大きな損益の変動があります。

ルールを作る際には、このことを考慮する必要があります。
エントリー直後に含み損になる場合は、
すぐに損切りすることになります。

含み損になるということは、すでに逆行しており
判断が誤っていたことを意味します。
一方、利益を確定する場合は、すぐに目標のポイントに
到達することはありません。

それには数時間などの時間が必要です。
その理由は、損切り幅よりも利幅の方が広いからです。
たとえば、+50pipsの利益確定を考えます。

エントリー後は含み損益は最初は0pipsなので、
+5pips、+10pipsと徐々に含み益が増えていきます。
経済指標や突発的なニュースが出ない限り、
エントリー直後に急に+30pipsや+50pipsにはなりません。

実際には、エントリー後は進んだり退いたりが続き、
数十分後に+10pips前後の含み益が出たと思ったら、
再び0に戻るなど、最初は挑戦的な展開が続きます。

+30pipsに達しても、再び+10pipsまで
減少することもあります。
ポジションを数時間維持することは一般的です。

例えば、スキャルピングのように、
数秒や数分で利益を確定すると、
大幅な利益減少はほとんどありません。
少し減っても数pipsです。

しかし、デイトレードでは、長時間我慢しても
最終的には損切りになることがしばしばあります。
ポジションを長く保持するほど損益の変動は大きくなり、
利益確定の目標に到達するまでの数字は常に変わります。


そのため、常に含み損益の数字にこだわっていると、
精神的によくありません。含み益でも、
「これからマイナスになるのではないか」と
心配になりますし、含み損だと、
「これが損切りになったらどうしよう」
と不安になります。

要するに、含み損だけでなく含み益の時でも、
心が締め付けられるような感覚になります。
これでは、ポジションを持つことがストレスになり、
メンタルが影響を受けることは避けられません。

デイトレードにおいて、これではうまくいきません。
利益を得るには時間がかかるものであり、
利益を確定するまで損益が変動するのは自然なことです。
これが市場の仕組みであり、長期的なポジションを
持つために必要な心構えだと考えてください。

ポジションを持つ際には、それを「成長させる」
という考え方が有益かもしれません。
良い時も悪い時も経験しながら、最終的には利益を
確定することが目標です。

自分が早く結果を出したいと思っても、
それでも時間がかかることは避けられません。
焦ってもしょうがありません。

利益が出た時には、利益確定まで
じっくり待つ姿勢が求められます。
良いところまで行っても、途中でポジションを
手放すこともあります。

目標に到達するポジションは限られています。
全てのポジションを成功させることはできません。
だからこそ、失敗しても次のチャンスを待ち、
焦らずに構えることが大切です。

良いポジションを手に入れたら、期待しすぎずに、
OCO注文を入れて静観しましょう。
ポジションを目標に導けるかどうかは、
エントリーする前の準備にかかっています。
適切なタイミングでエントリーすれば
すぐに脱落することもなく、不十分な場合には
投げやりになることもありませんか?

しっかりとチャート分析を行い、
多くのテクニカルな根拠を見つけて
エントリーする自信のあるポジションは、
見守る価値があります。

失敗した場合は、なぜうまくいかなかったのか、
どうすればよかったのかをしっかりと
考えることが重要です。
「ポジションを育てる」という考え方を
取ってみてください。

利益が収益に育っていく様子は、非常に喜ばしいものです。
そして、そのポジションが利益確定のゴールに達した時は、
喜びを隠すことができません。
同じようなトレードを続けることで、
モチベーションがさらに高まるでしょう。

さらに、ただ適当にエントリーするのではなく、
事前の準備から利益確定までを丁寧に
取り組むことが増えるでしょう。

手抜きなトレードではなく、ポジションを
育てることに焦点を合わせてみてください。
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