トレード思考を安定させる方法と連敗を避けるコツ

ここ最近の記事は、ビジネス思考に重点を置いた記事が多く、

FXからは少し離れていたかもしれません。

今回はタップリFX関連の記事を書きます！

連敗を避けるコツ

思考を安定させるためには、日常的なメンタルケアが重要です。

まず、自分の目標や価値観を明確にし、それに基づいて

行動することが大切です。

連敗を避けるためには、失敗から学び、成長することが

肝要です。敗北を経験した際には、感情を抑えて客観的に

事態を分析し、改善点を見つけましょう。

また、目標をリアルに設定し、段階を踏んで進むことで、

大きな失敗を防ぎつつ着実に前進できます。

最も重要なのは、過去の失敗に囚われず、ポジティブな

マインドで新たなチャレンジを続けることです。

トレードで連続的に勝ち続けるためには？

FXに取り組む態度や考え方がしっかりと

確立されていることが不可欠です。

たとえ売買ルールが優れていても、

それを実践するマインドが未熟だと、

ルールを守れないことがあったり、

冷静さを欠いて自暴自棄になって

しまうことがあります。

興奮した気持ちで投資を行うと、リターンを

得るどころか、リスクに晒されて大きな損失を

被ることになります。

将来、安定した利益を得るためには、

安定したトレーダーになることが必要です。

そのためには、トレードをすべて確率的に

考えることが重要です。

一時的な感情に振り回されるのではなく、

自らの行動が長期的に意味を持つかどうかを

常に考慮することが大切です。

FXでは感情に基づいた判断をすると、

高い確率で負けてしまいます。

それを避けるために、一時的につらい判断であっても、

長期的に正しい選択であれば、それを実行するべきです。

重要なのは、将来的に期待値の高い行動をとることです。

具体例を挙げて考えてみましょう。

デイトレードは、常に勝ち続けることばかりではありません。

日々トレードを行う中で、時には連敗することもあります。

その際、自分の感情に流されてしまい、

取り返そうとしてしまったり、売買シグナルがない

状態でもエントリーしてしまうなど、

冷静さを欠いてしまうことがあります。

特に、短時間での売買回数が増える場合は非常に危険です。

通常、1つの通貨ペアにつき1つの市場（例えばニューヨーク市場など）

で何度も売買シグナルが出ることはありません。

買いで損切りし、売りで損切りし、

再び買いにエントリーするなど、

イライラが募り、数十分で無理なトレードをすると、

信じられないような連敗状態に陥ることもあります。

このような状況では、冷静な判断が難しいため、

すぐにチャートから離れることが賢明です。

ただし、熱くなってしまうのは人間の心理的な特徴です。

その状態になると、自分でも制御が難しいことがありますが、

そのような時こそ一呼吸置くことが大切です。

私は「短時間で売買を繰り返さない」という決まりを作っています。

常に自分に言い聞かせているのは、

「同じトレンドで何度も同じ方向のポジションを取らない」

ということです。

たとえば、買いシグナルが出て損切りになった場合、

その時間帯やトレンドで再び買いにエントリーしないと

決めています。

1度損切りになった時点で、その判断が誤っている

可能性が高いと考えています。

相場が下降トレンドにあるにも関わらず、

上昇すると勘違いして何度も買いに入ると、

エントリーした回数だけ損切りになってしまいます。

例えば、買いで10回エントリーした場合、

トレンドに逆らった判断をしているため、

必然的に10回とも損切りになります。

このような10連敗は偶然ではなく、避けられたものです。

こういった連敗は、頻繁に発生してしまい、

結果的に勝利には結びつきません。

連敗を避けるためには、同じ状況で何度もトレードせず、

次のトレンドまで待つことが重要です。

エントリーしたい気持ちを抑え、トレードの場面を変えることで、

判断ミスのリスクを分散させています。

「1度損切りしたらチャンスは終わり」と考えると、

その1回にプレッシャーがかかります。

私の場合は、通常3回のエントリーを許容しています。

3回連続で損失が続けば、そのトレンドでは勝てないと判断し、

その時点で諦めるようにしています。

損益率が2以上なので、3回連続の損失で実際には

1回分の損失しか資産が減りません。

しかし、5回連続の損失だと、翌日に取り返すことが

難しくなります。

連敗したからといって、次は必ず勝たなければならない

というプレッシャーが、次の取引に悪影響を

与えることもあります。

同じトレンドで何度も同じ方向のポジションを

取ることは非常に危険です。

この認識だけでも、無駄なトレードを避けるための

抑止力になります。

例えば、1度損切りを経験したら、他の通貨ペアを

チェックしたり、次のエントリーまで数十分待つなど、

1つの場面で大きな損失を被るリスクを分散させる

ようにしてください。

これによって、トレードのバランスを保ちながら

無駄な損失を減らすことができます。

「発見し続ける気持ちが楽しさを生む」

トレードを続ける上で、お金のことばかり

考えて強欲になると、勝てない時にメンタルが

辛くなることがあります。

もちろん最初は、お金を稼ぐためにFXを始めたはずです。

しかし、何年もトレードを続けてある程度勝てるようになると、

必ず「飽き」という状態に直面します。

「稼げているなら飽きないでしょう」

と考えるかもしれませんが、実際には人間は

飽きてしまうものなのです。

なぜなら、稼げることが当たり前になるからです。

これは、仕事でも同じようなものではないでしょうか。

給料がある程度の水準まで上がると、

最初は喜ぶかもしれません。

しかし、高額な給料であっても、それが何年も続くと

その額が当たり前に感じられるようになります。

そうなると、仕事にやりがいを感じない場合、

毎日が単調に感じられるでしょう。

初めは高給を受け取って満足していたかもしれませんが、

それが当たり前になると、人は飽きてしまうものです。

そうならないためには、仕事そのものにやりがいや

楽しさを見つけることが重要です。

仕事が楽しく、かつ給料も良い状態であれば、

長期間にわたってモチベーションを維持することが可能でしょう。

トレードも同じです。「ただ稼げるから」というだけでは、

単にチャートを見続けることになり、飽きがやってくるものです。

それを避けるためには、常に新しい発見や学びを見つけ出すことが

大切です。

ですので、トレードにおいて新しい発見をすることで

楽しさを見出してみてください。日々新たな知見を

追求することが大切です。

相場の世界には、数多くの分析手法や勝利の仕方が存在します。

言ってみれば、正解が一つという確固たるものは存在しないのです。

為替市場は世界最大の金融マーケットです。

この巨大なマーケットで、新しいチャートの解釈や勝ち方を

発見してみましょう。

日々の取引は基本となる売買ルールに従いますが、

同時に「新しい戦略を構築できないか」

「より効率的なトレード方法はないか」

という探求を忘れずに行ってください。

こうすることで、現状に満足することなく、

トレードを改善し、時には「これをルール化できるのでは？」

というアイデアが湧くかもしれません。

このようなプロセスを楽しむことが大切です。

トレードは、単に勝敗だけではなく、

新しい発見や探求の楽しみを忘れないでください。

言葉の意味に誤解があるかもしれませんが、

ゲームという要素も含めて、新しい楽しみを積極的に

見つけるイメージです。

こうすることで、モチベーションを維持でき、

それが長期的な継続につながるでしょう。

重要なのは継続することです。

スキルを向上させるためには、

トレードを継続することが極めて重要です。

継続を続けることで自然とスキルも向上していきます。

しかし、毎日トレードを行っている人は実は多くありません。

その理由の1つは、真剣に取り組んでいないからです。

FXはリスクとリターンの大きな世界です。

そのため、感情も大きく揺れ動き、

心身にストレスを与えることがあります。

少しの連続した負けで、気持ちが折れてしまうこともあります。

それが何日も続くと、トレードを再開するまでに

さらに多くの時間が必要になることもあります。

結局、「1週間もトレードを行っていない」

ということにもなりかねません。

その1週間を取り戻すためには、さらに1週間が必要となります。

こうしたサイクルは、トレードを継続する上で

非常に困難を極めます。たとえ計画通りに

トレードできたとしても、トレードが本業でない限り、

FXを行わなくても生活には影響しません。

副業として取り組む場合、「後回しにしても構わない」

と考えることもあります。

しかし、心から「トレードで収益を得たい！」

という思いがあれば、

日常生活においてFXが最優先になるはずです。

他の予定を優先させずにトレードしたいという

強い意志があれば、その気持ちが大切です。

「コツをつかめば利益はついてくる」

という考え方には、心の余裕があります。

このような余裕を持つためには、

継続する態勢を整えることが重要です。

そのためには、まず本気になれる意識を持つことが大切です。

「何となく勝ちたいから」というだけでは、

高い意識を維持することは難しいでしょう。

FXを通じて、何を実現したいのか、

自分自身に問いかけてみてください。

即座に大きな利益を得ることを求めるのではなく、

時間をかけてスキルを磨く過程を大切にすることで、

焦りが減り、余裕を持つことができると考えられます。

トレードにおいて実行すべき基本的な行動は、

例えば以下のようなものです。

イメージ通りのチャートでなければエントリーしないことや、

逆行した場合は損切りを行うこと、

週末に過去の取引を復習し次週の予習をすることなどがあります。

これらの当たり前の行動を着実に実行することで、

結果としてエントリーの判断に迷った時にも、

「期待値が高ければエントリーする、そうでなければ見送る」

といった適切な判断ができるようになります。

イグジット（決済）においても、

「値幅を達成するまでホールドする」

という基本的な考え方が生まれます。

含み益が減るのを嫌って早期利確を行うのは

誤りであると気づくことができます。

全ての行動は、「長期的に見て適切かどうか」

というシンプルな判断基準で考えることが重要です。

チャート分析においても、レンジかトレンドかを把握し、

レンジ相場ならトレードを控える、といったシンプルな

判断を心掛けることが大切です。

デイトレードにおいては、移動平均線とネックラインを

理解するだけで十分利益を得ることができます。

ローソク足と3本の移動平均線を使い、

7つのラインを引いて値が動くポイントや

停止するポイントを見つけることが肝要です。

長くトレードを続けるためには、シンプルなチャートで、

シンプルなトレードを心がけることが重要です。

ただし、スキルが向上しても未知のことは多々あります。

相場は無数の要因によってランダムに変動するため、

100％予測することは不可能です。

下降トレンドが予想されたとしても、

逆に上昇トレンドに転じることもあります。

このような場合に焦らず、「これは仕方がない」

と受け入れることが重要です。

シンプルに、チャンスが来るまで待つことが大切です。

チャンスが訪れるまで待つことは当たり前のことですが、

これが実践できない人も多いかもしれません。

複雑で難しいことではなく、シンプルで当たり前のことを

コツコツと継続することが、ストレスフリーで利益を得る

デイトレードの極意であると言えます。