【まとめ】プログラミングを未経験で勉強するときのポイント

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IT・テクノロジー
おはようございます。じゃそです。

本業に加えて、副業することを考えている人の中に、「プログラミングをやってみようかな?」「何か自分でモノを作ってみたいな。」と思っている方も多いのではないでしょうか?

または、今の仕事が嫌で、転職を考えた時に「エンジニアになりたい」と考える人もいらっしゃるでしょう。私の周りでも、未経験からエンジニアに転職している人は結構います。

では、どうやってプログラミングを勉強していけばいいのか。この記事では、プログラミングを未経験から勉強するときのポイントについて、ご紹介していきます。あくまでも、私の意見になりますので、他にもいいアイデアがありましたら、ぜひコメントお待ちしております!

オススメなプログラミングの勉強法は?

まず、プログラミングを勉強する方法にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
・プログラミングスクールに通う
・Udemyなどのオンラインの講座を受ける
・書籍で勉強する
・エンジニアをやっている人に教えてもらう
・独学で勉強する
パッと思いつくところで言うと、この辺りになるかなと思います。

この中で未経験者がまずやってみるところとしては、
・エンジニアをやっている人に教えてもらう
・独学で勉強する
かなと思っています。

仕事にしたいと思っているのであれば、楽しくできることが大切だと、私は考えています。だからこそ、まずは試しに触ってみて、自分が楽しくできるのかというところを判断する必要があります。

エンジニアという仕事は、私の体感では「調べる5割、考える4割、書く1割」という感じです。実際にコードを書いている時間は、本当に短かったように思います。

【調べる】【考える】という工程があって、初めて【書く】工程、プログラミングできるというのがエンジニアなのかなと思います。

オススメの言語はGAS

未経験者にとっては、簡単にプログラミングに触れられることが大切です。

プログラミングにはさまざまな言語があります。世の中には200~300程度の言語があります。日本語、英語、フランス語みたいな感じですね。

Pythonと呼ばれる言語だと、実際に書いていくための準備が面倒なんです。せっかくやり始めたいのに、準備でつまづいてしまったら、元も子もないですよね。

そこでオススメしたいのが、GASと呼ばれる言語です。
GASはGoogle Apps ScriptというGoogle社が開発しているプログラミング言語で、特に準備も必要なく、簡単に始めることができます。

GASを使えば、GoogleスプレッドシートやGmailなどのサービスを連携していくこともできます。

GASを使ったプログラミングの始め方

今回はGASを使って、Googleスプレッドシートを操作してみましょう。

スプレッドシートを開いて、
「拡張機能」→「Apps Script」をクリックすることで、
GoogleスプレッドシートとGASを簡単に紐づけることができます。
スクリーンショット 2023-12-01 11.09.30.png

開くと、GASを書くための画面が出てきます。
function myFunction(){

}
このmyFunctionは「関数」と呼ばれていて、実際にプログラミングを実行するために必要なものです。ここに、いろいろ書いていくことで、いろいろなことができるようになります。
スクリーンショット 2023-12-01 11.11.02.png

今回は、セルA1の値を、セルC1に移動させると言うことを目的にコーディングしてみます。
実際にプログラミングすると、こんな感じになります。
スクリーンショット 2023-12-01 11.17.17.png

function myFunction() {
  const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  const sheet = ss.getActiveSheet();

  const value = sheet.getRange("A1").getValue();
  sheet.getRange("C1").setValue(value);
}

「実行」をクリックすることで、書いたコードを実際に動かすことができます。
初めて「実行」を押すと、承認を求められます。
「GASがスプレッドシートを操作してもいいですか?」という確認ですので、安心してください。
スクリーンショット 2023-12-01 11.18.41.png

「権限を確認」をクリックします。
自分のGoogleアカウントでログインします。そうしたら、下の画面が出てくるので、「詳細」をクリックします。
名称未設定のデザイン (3).png
「無題のプロジェクト(安全ではないページ)に移動」をクリックして、「許可」をクリックします。

ここまですれば、設定が完了して、実際にプログラミングを動かすことができます。

実際にA1セルに何かデータを書き込んで、実行することで、C1セルに移動させることができました。
スクリーンショット 2023-12-01 11.25.10.png


「こんなの何に使うんだよ。」
「だからなに?」
と思われた方もいらっしゃるでしょう。

確かにこれだけでは、何にも使えません。間違いなく、関数を使った方が早いです。

しかし、こういったモノをたくさん組み合わせることで、私たちが使っているサービスはできているのです。

まずは簡単なところから、いろいろやってみましょう。何ができるのかを調べるのもエンジニアのお仕事です。

私もまだまだ勉強しています。一緒に頑張っていきましょう。
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