Askaさんのホロスコープ (出品サンプル)

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出品中のホロスコープリーディングの内容をイメージしてもらいやすいように作ったサンプルです。Askaさんのホロスコープをリーディンングさせていただきました。こちらは前半部分の一部抜粋になります。

実践ではホロスコープチャート全体を読んで解説しながらも、購入者様のご相談内容によりフォーカスしたかたちになります。特にご相談のない方は、ホロスコープ全体をバランスよく読んだ内容になります。いずれも、こちらのサンプルにあるような内容は含まれますので、ご参考になれば幸いです。



(前略)

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Askaさんが生まれた瞬間の天体の配置です。左端(AC)が東の地平線、右端(DC) が西の地平線になります。この時、空の一番高いところには月が昇っていました。西の地平線では金星が沈みつつあり、肉眼では見えませんが、天王星が東の地平線から 上ってくるところです。

(中略)

庶民的な親しみやすさを持ちながら、独特の個性を持ち、未来志向と反骨精神が打ち出されていくキャラクター

では、Askaさんはどのような個性や行動パターンを持って生まれてきたのでしょうか。 幼い頃の記憶を辿ってみると、もしかしたら泣き虫だったり、感じやすい自分がいた記憶があるかもしれません。周囲の環境に敏感で、繊細にいろいろなことを感じとっていたのではないでしょうか。楽しいこと、うれしいことに感激する気持ちも大きく、それを素直に表情に出すので、周囲には親しみやすさや共感をもたらします。反面、喜怒哀楽の感情の振れ幅が大きく、気分を害すると傷つきやすいため、この人は自分を傷つけないだろうかという警戒心をどこかに持っていて、そんな繊細な感情を殻で守るようにディフェンシブになります。慣れ親しんだ人や家族以外の相手と親しくなるまでは警戒心が勝りがちです。同時に、相手の気持ちを察し、自分も相手を傷つけないように気遣うため、温かみのある優しい印象になります。特に幼少期は誰でも外部の人への警戒心や臆病さは強いことが多いと思いますが、アセンダントが蟹座にあることから、より感情に支配されやすいということです。蟹座というサインは内面や感情面を象徴する「月」に支配されています。

この感じやすさというのは、例えば過去の写真を見てそれが幸せな瞬間だったとしても、その後何か悲しかったり寂しかったりすることがあって現在に至っていると、胸が苦しくなって写真が見られない、というようなことと似ています。感情というのは今の瞬間に感じていること、経験していることなので、今という瞬間に起こりますが、その瞬間もあっという間に過去になり、無数の点になります。その点のインパクトが大きいほど、過去となってもその瞬間を憶えています。ちょうど、月が見てきた過去の出来事を語っていく物語であるアンデルセンの『絵のない絵本』のようなイメージです。このように、蟹座が象徴する「感情」は「記憶」や「過去」とも結びついています。アセンダントが蟹座にあることで、それらのキーワードが大きく関わる出来事が起こったりもするでしょう。また、家族、家庭というものが何かしら大きな存在としてクローズアップされるようなことが時折あるかもしれません。それは、家族や家庭を大切に思う気持ちだったり、あるいは家庭問題や家族という縛りからくる存在の大きさであるかもしれません。

センシティブな感情を殻で守るようにディフェンシブになり警戒心が強くなるというアセンダント蟹座の人が元来的に持っている傾向は、それだけ感情面での安心感、セキュリティを求める性質が強いからです。気をつけたいこととしては、プライベートや内面的な安心、安全が脅かされるように感じると、無意識のうちに過剰反応してしまうことです。月のサインが牡牛座ということもあり(こちらは物質面、経済面においてですが)安心、安定を求める気持ちはかなり強く、この気持ちが元になって行動していることが結構あるのではないかと思います。それ自体悪いことではないのですが、もし、内面および物質面での安全を守るために攻撃的になったり頑なになっている自分に気づいた場合は、それが過剰反応ではなかったか、一呼吸おいて冷静になって考えてみることも必要です。

家族や家庭の存在、あるいはホームと感じられるものが大きな意味を持つ一方、社会に対しては何かしらの疎外感や反骨精神を持つようになります。より自由な思考を持っていて、ピュアで人道主義的でもあるので、既存の社会の汚いところ、歪みがしっかりと見え、高い知性で原因も論理的に理解できるからです。人道主義的な視点から社会を変えていかなければならないという気持ちがとても強いので、そのカウンターとして、イデオロギーで繋がったチームや仲間同士のコミュニティのような場所に所属したり、あるいは何かの集団との関わりがあるような出来事、事件が繰り返し起こったりします。それらの出来事との関わりによって、達成しなければならないような理想的なゴール、希望が青写真のように見えてくるため、あるゴールを先に設定して、それに向かって進んでいく傾向があります。

そのゴールというのは自らの経験からくる目標というよりは、科学的な理論によってあらかじめ証明されているが物理的な証拠や経験がないもの、むしろ常識から考えると変わっていると思われる、例えるなら、ロシア・アバンギャルドの未来都市を想定した構成主義建築のようなものかもしれません。流行に敏感で新しいもの好きなので、まだ誰もやったことのないこと、成し得たことのないことに燃えます。取り組んでいる間はそうした斬新なゴール一点に集中してしまうので、そこを優先するあまり、自分の感情、人の感情の機微や、今の時点で起こっていることを見逃したり蔑ろにしがちです。それが1ハウスにある天王星のキャラクターなのです。感情を排した無慈悲とも言えるやり方でゴールをひたすら優先してしまうと、より気持ちを重視している人から見ると、Askaさんがもともと持っているはずの気遣いや優しさはどこへ行ってしまったんだろう、ということになりかねません。そのゴールが「最初から決まっている正しい答え」のようになりがちなので、ここは少し注意が必要です。

そして、そのような一連の出来事の媒介になっているのは、インターネットや最先端の科学技術、宇宙、数学的な理論など、人間味というよりはむしろ顔の見えない、肌感のない、極めて高度な理論や技術を駆使しているものとの関わりになります。例えばこれがスポーツなんかだと、これらの理論やゴール設定がうまく機能して、その一点に集中して懸命に向かっていくことが成功に繫がることが多々あるかと思います。ですが、自分の内面に深く関わっている事柄だったり、同時に自分以外の生身の人間を相手にしたことだったりすると、こうした出来事、やり方はよりチャレンジングであり、自分にとっても相手にとっても精神的に大きなダメージになることがあります。ですので、ゴール一点に縛られるのではなく、今起こっている内面的な状態、自分や人の気持ち、生身のプロセスを無視せずに踏まえていくことが重要になってきます。

庶民的で感情に素直である蟹座のアセンダントと、先進的で感情など生々しいものからは疎遠になる天王星という相反するような性質がキャラクターとなっているのですが、どちらもAskaさんが顕著に持ち合わせている性質なので、それぞれ足りないところを補っていくことができると思います。双方の性質は似つかないように見えるのですが、なんとなく共通する点もあります。蟹座は派閥的に内部と外部を分ける傾向があり、天王星はアーキタイプやイデオロギーでグループ分けします。どちらも「仲間か、そうでないか」という感じにはなりやすいです。

天王星/水瓶座的な「カテゴライズ」は多様なグループ分けなので(例えば、「LGBTQ」とか「〜系」というような概念もそんなカテゴライズの一つです)、既存の社会に疎外感を持っていても、どこかに自分が所属する場所があり仲間がいるはずだという希望をもたらします。そして、そのカテゴライズは緻密な理論に基づいているので、それによって世界のこともグッと見えやすく、語りやすくなります。ただ、同じグループの中では共同意識が強くなるので、仲間同士は同じ性質であり同じ考えを持っていることになっていたりします。これは人でなくても物事やイデオロギーにおけるカテゴライズにおいても言えます。どんなに多様性のあるカテゴライズでも結局は大まかな一括りであり、本来は一つ一つの事象に違いがあります。 大切なのは、仲間同士のあらかじめ決まった共通した答えではなく、その一つ一つについて自分がどう感じるかということです。「思うか」ではなく「感じるか」とあえて書いたのは、これが本来は心を発端にしているはずの問題を頭で考えカテゴライズする性質だからです。そこを忘れなければ、誰とでも仲間になれるし、より真実が見えてくる、より自由を感じるのではないでしょうか。一方、蟹座/月は「一般大衆」も表すのですが、確かに大衆はより感情的な派閥で分断しがちですよね。

では、アセンダントのサインと1ハウスの天体、どちらのキャラクターの方がより前面に出てきやすいかというと、サインより天体、つまり天王星的な性格の方が前に出てきやすいです。1ハウスの天体的なキャラクターにさせるために、それを可能にする、その天体が象徴するような出来事が執拗に起こってくる、逆にいえば、1ハウスの天体のエネルギーをキャラクターとして纏っているため、その天体が象徴するような事象を引き寄せるからです。先に述べたような天王星的 (=水瓶座的) な出来事は、それまで予期しなかった変化、急に雷に撃たれたような、突然電波を受信したような予測不可能なかたちで起こったりします。そのような濃い出来事が幼少期からAskaさんのキャラクターを作っていき、その性質を強固にしていきます。とはいえ、この天王星には月と海王星、木星がそれぞれタイトに強い角度をとっているので、月(蟹座的)の性質がそこへさらに影響すると共に、海王星(魚座的)、木星(射手座的)の性質もキャラクターに加わり、天王星的な出来事にも内面の問題がガッツリと関わってきます。

クールに見えますが、もともと人の気持ちに敏感で、自分の感情に素直であり繊細なため、人の気持ちを慮って寄り添う性質を持っているので、Askaさんが他人に与える印象や雰囲気は近寄り難いとか冷たそうというのではなく、親しみやすさや、気持ちをわかってもらえそう、受け止めてくれそうという印象だと思います(もちろん、魚座の太陽のソフトな印象も影響しています)。そのため人が集まってきます。それと同時に、常識では否定されるようなカウンター的な理論と自由な思考を持っているので、その点も、社会に対して疑問や疎外感を持っている多くの人を惹きつけます。優しそうであると同時にクールである、庶民的であると同時に先鋭的である、その両方が人を惹きつけ、 仲間やコミュニティを作っていく原因になっているのです。

プライベートでもパブリックでも、誰か(人でも動物でも)の世話をするケアギヴァー的な役割、機会が多いかもしれません。人との直接の関わりでそういった機会が多いのかもしれませんし、音楽で人々に心のケアを与えているということかもしれません。周りに人が多いこともあり、人の気持ちにまつわることに対処していく必要が人生の中で数多く出てきます。これはAskaさん自身が気持ちを大切にしているからでもあるのですが、自身の内面の奥深さや繊細さゆえに、内面の問題、脆弱さや繊細さ、他者への同情やエンパシーと向き合うことに時に圧倒されてしまいます。圧倒されすぎると、逆にシャットアウトさえしてしまう可能性も。内面の問題に対処することに実は苦手意識を持っているかもしれません。これは家庭のことに関しても言えます。家庭や内面など、自分の内部、内側に関する問題に向き合うよりも、外部の人、公の人と心を通わせて共感し合うようなことが好きではないでしょうか。そこがコンフォートゾーンということです。ただ好きであるだけでなく、公の人と心を通わせるような、人々の共感を呼ぶようなことが得意ですし、それが自然にできてしまうのです。ソングライティングをご職業にしているのも、そんな点からもとても納得がいきます。

これは、ホロスコープの天頂に近い場所に月があることから読み取れます。空の一番高いところにある天体、それは外部(公)から一番目立つところにあるので、パブリックイメージに繋がります。大衆から共感を得やすいので、パブリックで露出の多い芸能人は人気者になりやすい配置でもあります。一方、家庭、内面、プライベートなど月にまつわることが公から見えやすくなり、その印象を人々に残します。また、月にはサイクルがあり満ち欠けをするので、月のある10ハウスが示すことに関して満ち欠けや浮き沈みがあったりします。その月にサウスノードというポイントが重なっています。このポイントは自分の元来の傾向、コンフォートゾーン、ついやってしまうこと、本来得意であることを意味します。自分が心地よいこと、やっていてなぜかスムーズにできることであれば、自然にそれをする傾向、繰り返す傾向があるでしょう。過去世があったならば、過去世でもさんざんやってきたことのようです。それがもし健康的なやり方でなかったとしても、自然に繰り返してしまうような傾向をサウスノードは示しています。そして、サウスノードと月のある10ハウスは社会的地位やキャリアを表すので、この月が示すことが地位や名声(あるいは汚名)、キャリアになりやすかったりします。特にAskaさんの場合はアセンダントが蟹座ということもあり、月が目立って力を持ってきます。パブリックで大衆の感情が渦巻いているところも目の当たりにするでしょう。

月は母親、妻、女性一般も表すので、母親や妻が社会的に地位のある人であったり、家庭の中で力や権限を持っていたり、父親的な役割をも担っていたり、あるいはご自身がそれらの女性たちに価値や権限を置いているのかもしれません。月が表すような母性や感情の表出が家庭内ではいくらか欠けていた可能性があり、外に母性的なものや感情の交流を求めている、何かしら価値を見出している、高い位置に掲げているところもあるのかもしれません。いずれにせよ、天頂に近いところに月があるほど、人生において良くも悪くも母親からの影響を強く受けていることになります。一方、10ハウスのカスプには牡羊座という男性的なサインが来ていますので、社会的地位や成功に関する出世欲のようなものは強い方で、猪突猛進にエネルギッシュに勝ち取っていくようなアティチュードになります。名誉や成功を勝ち得るための勝負、競争に積極的で、パイオニア精神で突き進んでいき、その点に関してはよく考えるより先に行動しているくらいの素早さがあります。リーダー的で頼もしい反面、自己主張が強く人の意見はあまり聞かないイメージになるのですが、キャリアに関して、そうした態度で勝ち取っていかなければならないような出来事が起こったり、そういった環境に置かれたりするのかもしれません。そして、それを勝ち得る鍵になっているのが10ハウスの月が示すところでもあります。

この月とサウスノードの反対の位置に、4ハウスのノースノードと海王星、木星があります。4ハウスは月/蟹座のナチュラルハウスなので、ここは内面、家庭環境を表し、月と同じく母親のことも示します。ホロスコープの天底なので、外からは見えないプラーベートな領域、心の奥底になります。4ハウスー10ハウス軸というのは、プライベートとパブリックを示すことから、自分がどこからやってきて(From: 4ハウス)どこへ向かっていくか(To: 10ハウス)を表しています。 この4ハウスにノースノードがあるので、ここは自身のコンフォートゾーンとは真逆の領域になり、どこか居心地の悪さを感じるかもしれません。それ故に、これまでの人生、過去世でやり残したり失敗した課題が残っているのです。そのため、4ハウスに関することは目の前に現れてきやすく、内面や家庭の問題などに向き合わせる出来事が人生で起こりやすくなります。これまでの人生、過去世での課題を天がクリアさせたがっているからです。

ノースノードはドラゴンヘッドとも呼ばれ、反対の位置にあるサウスノードはドラゴンテイルとも呼ばれます。前述したように、今世ではノースノード、向き合いたくない最も苦手なことの方に課題、カルマが残っているので、そちらに龍の頭が向いています。クリアするためにはカルマを食べ尽くさなければならないので、目の前に課題が現れてきます。その課題を扱うのが苦痛であるため、多くは健康的でないやり方で乱用、暴食してしまうことがあります。すると、龍の尾であるサウスノードの方から排泄物のように悪い結果が出てきたりします。過去や過去世からやり残しているほどその人にとって難しい課題なので、誰でも一度は失敗を犯すのではないかと思います。その失敗から学び、やり直すことで、サウスノードから本当の意味でベストな結果が見られるのかもしれません。


(前半部分抜粋)
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