AIの未来とドラえもんとダースベーダーの話

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どうも、AI未来研究所でございます。

さて突然ですが、SFはお好きですか?

SFといえばサイエンスフィクションの略語でして、日本語訳として空想科学小説という意味です。

ようは、科学が進んだ未来の社会とか、宇宙とかを舞台とする物語のことです。

そんなSFですが、実は筆者は生粋の…といってもなんちゃってではありますが、趣味の一つであります。

それこそスターウォーズはしっかり全部通りましたし、アルマゲドンでは何度見ても世界を救わなきゃな...という謎の使命感を痛感していました。

最近では、インターセプターで時のパラドクスに囚われたり、小説のプロジェクト・ヘイル・メアリーのどんでん返しに肝を冷やしました。

これぐらい、SFは筆者が好きなジャンルなのであります。

ところでヘイルメアリーの映画まだ完成しませんかね?
...ああ、まだですか、そうですか…
もうそろそろ待てないんですけども...


それはさておき。
なぜ突然SFの話をしだしたかといいますと、実はAIとSFはなかなかに近しい関係だったりするからです。

古くはスターウォーズのC3POやR2D2だったり、もっと身近な例で挙げればドラえもんなんかもAIのようや分類ですよね。

といっても、AIの定義って案外あいまいなもので、とりあえずは自分の頭で考えてくれるロボット、といえばいいのでしょうか?

まぁそんな考える力を持ったロボットというのは、SFの世界にはごまんといるわけです。

けれど、それらの存在はあくまで空想科学の世界まで。

つまり妄想の中にしかいなかったわけです。

そう、今までは。

この記事を書いている2023年7月某日において、その空想科学の世界でのみの存在だったものが、あなたのすぐ隣にいるまでの状態になってきました。

これはとんでもないことです。

…まぁでも、今のところドラえもんは誕生する気配がないのが残念ですが笑
とはいえです。


AIはやっと形になってきたばかりですよね。

生まれたばかりの赤ちゃんが、はいはいばぶーちゃーんを言っている程度ではあります。

しかし今まで一切火がついていなかった火種の部分ではありました。

それが今まさに、ポッと火が点いた状態になったということです。

今まで一生懸命火をつけよう、火をつけようと頑張っていても全然全くつかなかった火が、ここにきてようやく点いたわけです。これからの未来を創造すると、魂が打ち震えてきます。

いったいどこまで進むのか、どんなAIが出来上がっていくのか、想像するだけでワクワクしてしまいます!

あとはこの小さな小さな灯に、どれだけの可燃燃料を放り込められるか、になってきますよね。

僕らが放り込もうとしている燃料群は、我々人間がどんな未来にしたいのか、AIを使って世界をどうクリエイトしていきたいのか、によって変わってきます。

これ、思った以上に重要な気がしますね。

なにしろ、不燃ごみをくべようものなら、せっかくついた灯が消しかねません。

有毒ガスを発生させるようなものを燃やそうものなら、良くない未来に寄って行くでしょう。

当然くべるべき材料は、よく燃える良質なものがいいに決まっています。

できる限り乾燥している杉の木なんかは抜群ですよね。

あまりの煙で目がやられがちなのはアレですが...


さて、じゃあそんな燃えやすい良質な燃料はなんだといわれると…実はこれが難しい。

予測はしても、その結果燃えるものなのか、燃えるにしてもバリバリに有害な物質なのかはやってみないと分からない部分があります。

だから、いいと思ってくべていた燃料が、なぜか知らないけれど気づけばダースベーダーになっていた…なんてこともあるかも。

これではいけません。

作り上げるべきはドラえもんです。

だからこそ僕たちはそんなドラえもんを作り上げるために、AIに放り込むべき材料を慎重に精査していなければいけません。

慎重に慎重を重ねるしかないですよね。

さてそのうえで、今この瞬間、改めて自分たちに問わなければなりませんね。

我々人類は、これからドラえもんを作り上げようとしているのでしょうか?
それとも、ダースベーダーを作り上げようとしてしまっているのでしょうか?


SFでもよく語られていますが、AIの未来は、結局のところ自分たち人間が選ぶしかないんですよね。
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