こん>おーる

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こんにちは!朝野です。

電話相談を始めたら
ネットで匿名の方とつながる時間が増えました。
それは私にとってなんとなく懐かしい感覚。

私にはかつて
チャットサイトにどっぷり入り浸っていた
時期がありました。

ダイアルアップ接続だった我が家に
ついに常時接続がやってきたのは2002年。
その翌年ごろからだったでしょうか、
自分はエキ〇イトチャットに通い詰めていました。

この名称、若い友人に聞いたら知らないという。
ヤフーチャットやハンゲも知らないとのこと。
そう、これはもう正真正銘の昔話なんですね。


仕事にでかける前のひと時、まずは初心者ルームへ。
仕事から帰って家事にとりかかる前のすきま時間や
サイトが怪しく賑わう深夜には
あちこちの部屋をうろうろと移動し
会う人会う人に「はつよろ」って話しかけていました。

画像も色もない、ただただシンプルな
アルファベットの文字列の自我に語らせる
さまざまな言葉。

相手の性格や人柄も その文字列と
発せられる言葉だけで判断するしかなく

だけどそのおかげで
時には想像力や自分の願望が投影されて
相手の人格が(自分の中に)創り上げられてゆき
頭の中で「声」が再生され始める。

なんとなく待ち合わせる友人ができたり
常連さんと親しくなれたり
それはそれは楽しい時間でした。

しんと静まり返ったリビングの
煌々と光るモニタの前で
夜が明けるのも忘れてキーボードを叩いていました。


私はリアルとネットは完全に分けるのが
今も昔もポリシーですので
誰かに誘われ直接会うことはもちろん
連絡先を交換することもなく
(ヤフーメッセで繋がろうよ なんていう
誘い文句もあったっけな…)


いつしかなんとなく足が遠のき
自然に卒業してしまったわけですが

あのときの高揚感や
胸の奥にしみるようなせつなさの正体って…
いったいなんだったんでしょうね。

そして
夜な夜な語り明かしたユニークな人たちは
今ごろどうしているのかしら。



pepepe←この奇妙なハンドルネームに
見覚えのある方があったら嬉しいなあ
(*´ω`)

ではでは~♪

















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