ダンスのメンバー3人と何気ない会話をしていた時、知人夫婦の話になった。
あまり芳しくない内容。
「その人死んじゃうかも」
不意に口を突いて出てしまった。
勿論、用意していた言葉では無い。
心配から出てしまった一言だった。
暫くその件は3人とも忘れていた。
またまた、ダンスメンバーとレッスン後、会話をしていた。
「昨日、嫌な夢を見ちゃって」と打ち明け。
「知人が写真(御霊前に飾る)の中で、物凄く怒ってるの。凄く辛そうに何か訴えてるみたいだった」
そんなを話して、それぞれ分かれ、帰路に着こうと10分くらい運転していた時に、携帯(当時はスマホでは無かった)の着信音が鳴った。
急いで停車して受信すると
「〇〇君が亡くなりました」
。。。。。。。。。。。。。絶句。
「どうして?」
「自ら。。。」
私の夢に出ていた人は、亡くなった〇〇君ではなかったのだが
「そうか、よく似た人だった」
とその時、思い当たった。
。。。あれは、〇〇君だったのか。
最後に挨拶に来てくれたのか。
すごく辛かったんだね。
私は、憑依体質?というか、テレパシーを受容するアンテナが強いらしい。
通夜葬儀にも、勿論参加したけれど、連れて行かれそうで怖くて運転ができず、ダンスメンバーの車に乗せて貰って行った。
思い出せば、「死ぬかも」と漏らしていた人だった。
もっと、話を聞いてあげたかった。
もっと頻繁に、連絡を取ればよかった。
残念すぎて、悲しすぎて、寂しすぎて涙も出なかった。
泣けなかった。
何年も。
それから数年後。
亡くなった〇〇君のお身内が別件で家に来ることになった。
私は、部屋の掃除をしていた。
ウオールライトを拭いていたら突然「バリン」と音を立てて粉々に割れた。
びっくりした事を、その後お身内の人に話すと
「〇〇君、待ってられなかったのかもね。早く着たかったのかも
。先に来ちゃったのね」と言っていた。
〇〇君の夢は、その後、一度くらいしか見てない。
楽しい夢だったので、迷わず虹の橋へ行けたと思いたい。
ちょっと辛いお話でした🙏
彼のご冥福を心よりお祈り致して居ります🙏