A「おはようございまーす」
B「お、来たね。遅刻魔。」
C「今日はどんな理由で遅刻したのかな?」
A「朝食にカップめん食べようとしたんすけど、お湯がなかなか沸いてくれな
くて」
C「明日から食パンに変えたら?」
B「あ、それもう言いました。昨日。」
A「B先輩に言われて食パン買ったんですけれど、なかなか焼けてくれない
し、ジャムとかつける物、買い忘れちゃって(笑)」
C「総菜パンとか菓子パンもあるでしょう。サンドウィッチなんて簡単よ?」
A「その日のうちに食べてね。て、それらのパンは言うので手が出せなく
て(笑) 毎日買うには高くつくし。おにぎりもそういう子、いるじゃないで
すか。」
B「3連つなぎのヨーグルトとかにするのはどうかな。主食にこだわるからい
けないんだよ。」
C「コーンフレークなら牛乳さえあれば主食よ」
A「コーンフレーク大好きで、以前毎日食べてたんですけれど、上あごをコー
ンフレークに傷つけられちゃってからトラウマで(笑)」
B「じゃあヨーグルト決定だね。」
D「ぅおほんっ!みんな、勤務時間はとっくに始まっているんだが。そろそろ
自分たちの仕事についてくれると、残業がなくなって全員幸せな気持ちで帰
れるぞ」
A「それはいい提案ですね、係長。」
D「Aくんは、遅刻してきた時間の分は残業に加算させてもらう。」
A「……B先輩、もしくはC先輩。★☆スーパーマーケットって何時まで開店
してましたっけ。」
B・C「21:00」
D「安心しろ。3連ヨーグルトはコンビニでも売ってる所もある…多分。」
A「D係長、昼休みにスーパー行ってきてもいいですか」
D「いいから早く仕事しろ」
A「押忍!」
D「だから、なんで昼休み時間内に行けなくて遅刻するんだ」
A「社食食べてから行ったんですけれど、スーパーがレジ混んでて、帰りも渋
滞してて(笑)」
B「Aくんは急がないところが面白いよね」
C「B、明日の朝、Aくんが遅刻するかどうか、どっちに賭ける?」
B「遅刻する。なにかで遅刻する。絶対。」
C「それじゃぁ、賭けにならないじゃない。」
D「社内で賭け事禁止。」
B・C「すみませんでしたー」
A「僕って信用されてないんだなぁ。」
B・C・D(どこを見て信用できると思っているんだろう・・・。)