誰と何と関わっていくかが大切

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感じている方も多いかもしれません...
みんなと仲良くしましょう、という美談に当てはめていくのではなく、
これからは、自分がどういう人と関わっていくのかの吟味が、
とても大切になってきます。

提供する立場の人も、選ぶ立場の人も。
そして、プライベートでもです。

今回は、経営者の方々、組織で人事を任されている方々からの、
これまでのご相談内容での視点から触れてみたいと思います。

「自分は周りの人よりもちょっとだけ優れている」

この感覚が根付いてしまっている人の採用や、
プライベートで親密に関わっていくのは
振り回される覚悟が必要かもしれません。

周りの人とを優劣で判断してしまうので、特に組織では大変です。
放っている本人は気付いていないのですが、
周りと一緒にされたくないと思っているので、
関わる人はわかりやすいと思います。

何故、振り回されるかと言いますと、
自分は周りの人よりもちょっと優れているがベースな人は、
自分流にこだわったり、難しいことをしたがるので、
大事な基礎やコツコツ地味に...ということが退屈なんですね。

けれど、仕事ができる人は基礎、基本はとっても大事なのが解っていますから、そこを指導し、身に着けてもらいたいと思うのですが...
素直に伝わらないのは想像できるかと思います。

先日、近隣の放棄農地を管理する仕事をされている方で、
大きな農地を借りても、一年も経たない内に解約して居なくなる人がいて
とても困る...というご相談がありました。(掲載の了承を得ています)

花や野菜を育てる基本的な知識や経験の有無を聞くと、ほぼ我流。
日々の手入れの大変さを話しても、難しいことをしたがるので、
何故か自信満々、やる気満々がほとんどだそうです。

けれど、そのような人ほど言い訳をして、
植えたまま後始末もせずに居なくなるため、
ハードルを上げざるを得なくなる...と心を痛めておられました。

自分は周りよりもちょっと優れているという思いによって、
周りからは、周りよりもちょっと残念な人...と映るのかもしれませんね^^;

優劣ではなく、相手の自信も尊重できる人
そして、自分流に変に固執して、他を排除するのではなく、
共に高め合え、よりよきものにと思いを馳せることができる人と、
ビジネスでも、絆でも、何かを一緒に作り上げていく結果は、
大きく違ったものになってきます。

その人が口にしている言葉ではなく、
雰囲気やその人の背景を観察してみてください。










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