桜木花道がバスケに熱中していなかったら

こんにちは、なちもも です。

今好きな人がいる、恋人がいる人に読んでもらえたらと思って書きました。

恋をしている時って、幸せな気持ちを感じることもあれば、それ以上に辛い気持ちになることも多いですよね。

好きな人が今何をしているのか、SNSに張り付いて観察してみたり、恋人が浮気をしていないか内緒でスマホを覗いてみたり、、、。

今何を考えているんだろう？

何をしているんだろう？

どんなお店に行ったのかな？

今気になっている人はいるのかな？

浮かんでくる事は山のようにあります。

実は、これ全部私が経験してきたこと。

正直、SNS に張り付いてみても、彼のスマホをこっそり確認しても、何一つとして不安な気持ちは消えなかった。

大丈夫でも大丈夫じゃなくても、どっちも不安になるんですね。

他の女の子とのやりとりを見てしまったときには血の気が引くし、何もなかったときには、他にもっとヤバいことが隠れているんじゃないかとますます不安な気持ちになっていきました。

小さな不安が雪だるま形式でどんどん大きくなっていった。

なので、好きな人のことが気になってしょうがない！という方の気持ちは痛いくらいにわかるつもりです。

ただ、私がすごく言いたいのは、

不安になった時ほど何かに熱中しようということです。

悲しいことに、恋人が欲しい！！恋愛したい！！と思っている時ほど、うまくいかないものです。

全くご縁がなかったり、妥協してお付き合いして変な人に引っかかったり、、、。

もういいや、、、恋愛なんて懲り懲りだ。

そう諦めた瞬間にフワッとご縁が舞い降りてくるものです。

スラムダンクという漫画を読んだ事はありますか？

わからない人のために簡単に説明しますと、

高校バスケ部の物語です。

不良少年の桜木花道が高校に入学してすぐ、バスケ部主将の兄を持つ、同級生の晴子ちゃんからバスケ部へのスカウトを受けます。同時に花道は晴子ちゃんにぞっこんになります。

バスケはど素人。

晴子ちゃん目当てでバスケ部に入部します。

しかし、次第にバスケにのめり込んでいき、並外れた身体能力と運動センスでグングン成長していきます。

初めの頃の花道は、周りのレベルとは比べ物にならないんですね。練習中も鼻の下を伸ばしてデレデレしながら晴子ちゃんを追っているんです。

しかし、少しずつ花道がバスケにのめり込んでいきます。

グングン上達するにつれて、花道の真剣な表情がみられるようになります。

相変わらず晴子ちゃんにはデレデレしていますが、顔つきが変わってくるんです。

何かに夢中になって努力している人は、キラキラして本当にかっこいいな、、、。

何かに向かって努力している過程は、うまくいかないことの連続で、本人はがむしゃらにもがいているような気持ちだと思うんです。

でも、その姿を外から見た時にはその人の魅力が外ににじみ出ていてかっこいいなと思わせるのだと思います。

花道から夢中になることのかっこよさを学びました。

これが、バスケに夢中になっていない花道だったらどうでしょう。

ただただ鼻の下を伸ばして晴子ちゃんを追いかけている、その辺をうろうろして喧嘩しているただの不良になってしまいます。

常に晴子ちゃんのことばかりを考えて、喧嘩しかしていないような花道に魅力を感じますか？

という話です。

花道はバスケに熱中しているから魅力があるんです。

そこに上手いも下手も関係ありません。

真剣になっているかどうか。

悩みながら色んな気持ちと葛藤しながら、泥臭くもなんとか前進しようという気持ちが、あなたの魅力を引き出してくれます。

スラムダンク、漫画はちょっと、、、という方はDVDもあるのでぜひ見てみてください。

みんなで魅力あふれる人間になって大好きな人と幸せになれたらいいなと思う。