過去検証データは通用しないと言っている方がいます。
理由はよくわかりませんが、過去データで勝てていても未来に勝てない手法が多々存在するから?そう言っているのだと推測します。
結論からすると過去検証データは必須です。
まず1つは、過去に勝っていない手法でこれから勝てるわけがない。
すでにある手法なら過去検証データをとり確認する、今から手法を作るなら過去データをとりながら手法を構築する、これは必須です。
なぜ過去検証をしてすごい手法を構築したのにその手法が機能しないか?それはカーブフィッテイングしてしまっているから。
直近データで勝つように無理矢理に合わせているから、未来の相場にあわなくなるわけです。手法の構築方法が悪いわけです。
相場の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉がありますが、手法を作る時もそれが必要です。統計学を学んだ方ならその意味もわかると思います。
ただし、日足の手法など時間軸の長い手法は指標やファンダの影響を受けている可能性が高くなります。その場合は数値だけでは判断できないので、ファンダを組み込む必要がります。膨大な作業時間が必要になります。
手法の作り方は、また後日書くとして。
2つ目に、過去データからドローダウンを把握しないと最適な資金管理ができない。
資金率をどれだけいれたらよいのか、単純に資金率2%推奨と言っている方もいますが、それはどこから来た数値?直感?ネットで2%と出回っているから?
例えば資金率2%でドローダウンが10%ならもっと資金率をあげて資金効率を上げた方がお金は増えますし、資金率2%でドローダウンが50%なら資金率を下げる必要があります。ここを把握するのに過去データ要ります。
スクールなどでは過去検証は意味ないと言って、偽手法という事実を隠している事もあります。気をつけてください。
ちなみに私は過去検証せずに勝てているトレーダーに出会った事がありません。
トレーダーの仲間が増えれば幸いです。
Trader hanta