実践的なオリジナル化と差別化で物販ビジネスを成功させる秘訣

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ビジネス・マーケティング
おはようございます。

中国などから既製品を仕入れて販売していると、どこかのタイミングで商品のオリジナル化や差別化を考えると思います。

一般的には、商品にロゴを入れたりパッケージを作成してオリジナル商品のように見せるといった方法が多いですね。

物販の経験が浅く、資金も少ない段階でOEMやODMを行うのはハードルが高いので、簡単な差別化からスタートするのは良いことです。

ただ、オリジナル化や差別化の方法は他にも存在します。

おすすめの方法としては以下の2つです。

1.展示会で販売契約を結ぶ。
2.国内の卸業者から仕入れる。

まず、展示会というと東京のビッグサイトで行われているイメージが強いですが、意外とさまざまな場所で行われています。
ネットで検索すると開催の情報がたくさん出てきますし、JETROのHPにも情報が載っているので、興味がある方は一度チェックしてみてください。
また、カテゴリごとに様々な展示会が開かれているので、まずは関心のある分野の展示会を調べてみるといいですね。

展示会には複数の企業が出店していて、ネットでは見つけられない商品や、まだ日本では販売されていない素敵な商品もたくさんあります。
お金を払って展示会に出店しているだけあって、クオリティも高く、最新の機能や独自の性能を持った商品も多い印象がありますね。

私のクライアントの中にも、展示会で見つけた欧州の製品を独占的に販売して年間数億円売り上げている方もおられますので、魅力的な商品を見つけることができれば、それだけで売上が大幅に伸びる可能性もあります。

出店している企業との交渉次第では、商品を独占的に販売することもできますし、OEMを請け負っている企業もたくさんあるので、もし展示会に行く場合は気軽にブースの担当者と話してみてください。

展示会や独占販売と聞くと、自分には難しそうだなと感じてしまう人もいるかもしれませんが、正直そこまで難しくないです。
もちろん多少なりともビジネスの知識や仕入れの交渉力はあった方がいいとは思いますが、ブースの担当者とじっくり話すこともできるので、あまり気にせず気になった商品についてどんどん質問してみればいいと思いますよ。

DALL·E 2024-05-14 09.25.29 - A large exhibition hall filled with numerous booths showcasing various products. People are walking around, examining the displays, and engaging with .png

次におすすめなのが、国内の卸業者からの仕入れです。
こちらもネットで検索すればたくさん見つけることができますし、お住まいの地域に存在する場合もあると思います。

国内の卸業者から仕入れるメリットとしては、展示会と同様にネットでは見つけられない商品が見つかるということもありますが、それ以外にも納期が早いというメリットがあります。

海外から仕入れる場合、まず代行業者経由で商品を購入し、その後検品や梱包を経て日本に送られるため、国内に比べるとどうしても時間が掛かってしまいますよね。
売上の規模が大きくなり、一度で数ヶ月分の商品を仕入れるようになると多少状況は変わるかもしれませんが、それでもスピーディに仕入れができるに越したことはありません。

また、「ジャパンクオリティ」と言われるだけあって、品質が良い商品も多いので、海外製品に比べると検品の手間が少ないというメリットもありますね。

中国から仕入れをしている人にとっては、国内仕入れより中国から仕入れた方が安いというイメージが強いと思いますが、関税や国際送料に加え、代行業者に支払う諸々の手数料を含めると、国内で仕入れた方が安くなる可能性もありますので、一度検証してみることをおすすめします。

さらにもうひとつ付け加えると、国内仕入れにはリスクを分散するというメリットもあります。

2020年に始まったコロナ禍で、中国のロックダウンによって仕入れが完全にストップし、壊滅的なダメージを受けた個人や企業をたくさん見てきました。
幸い弊社の商品は国内で製造していたため影響はありませんでしたが、もしあのタイミングで中国製品のみを販売していたらと思うと、少しゾッとしてしまいます。

もちろんあのような状況は滅多にあるものではありませんし、日本国内なら完全に安全かというとそうではないかもしれませんが、海外以外の仕入先を持つことにはそれなりのメリットがありますので、こういった視点からも一度仕入先を検討してみてください。

DALL·E 2024-05-14 09.25.31 - An organized warehouse or store of a domestic wholesaler. Shelves filled with various products neatly arranged. Staff members are working, checking in.png

ここ最近始まったことではありませんが、昨今のEC通販業界は既製品を仕入れて販売するだけで生き残れるほど甘くはありません。
過去に通用していた手法が今は全く通用しないということもざらにあります。

このような状況でも生き残っていく方法は、今のやり方に固執せず、常に自分のビジネスを見直してより良い方向に改善していくことだと思いますので、ぜひこのブログを読んでくれている皆様もじっくり考えてみてください。

それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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