Jakarta EE 10 の学習 - Jakarta EE アプリケーション -

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Jakarta EE アプリケーションの構成

Jakarta EE アプリケーションのアーカイブファイルはEAR (Enterprise archive) ファイルである。アプリケーションは一つ以上のモジュールからなり、さらに各モジュールは一つ以上のコンポーネントからなる。一つのモジュールはそれぞれのコンポーネントをアーカイブした JAR, WAR, RAR ファイルである。

Jakarta EE モジュールの種類:
1. Enterprise bean (EJB)モジュール (JAR)
2. Web モジュール (WAR)
3. アプリケーションクライアント モジュール (JAR)
4. リソースアダプタ モジュール (RAR)

サーバーへのインストール

アプリケーションをアプリケーションサーバーにデプロイする方法には下記の2つの形式がある。
・モジュールベース: 各モジュールをそれぞれサーバーにデプロイ
・アプリケーションベース: モジュールをひとつのアーカイブ(EAR)にまとめてデプロイ

従って、シンプルなウェブアプリケーションの場合はWeb モジュールのWARファイルのみをサーバーにデプロイすれば良い。

Web アプリケーション

Web アプリケーションの作成にはWeb モジュールを使う。可能なコンポーネントとしてはJakarta サーブレット、JSP(JakartaServer Pages)などがある。
サーブレットはリクエストを処理してレスポンスを返す Java のクラスのこと(Jakarta Servlet API)で、典型的には HTTP のリクエストに対してレスポンスを返すプログラムのために使われる。
Jakarta EE 10 には Jakarta Servlets バージョン6.0が含まれている。 

次の記事では簡単なJakarta EE での シンプルな Web アプリケーションの作成を試してみる。

参考資料:
glassfish.org/docs/  にある"Administration Guide" などのドキュメント
eclipse-ee4j.github.io/jakartaee-tutorial/

コメント: 記事内の情報は著者が個人的に調べた範囲で理解しているものです。必要に応じて訂正する場合があります。

著者・投稿者: ENARTS05
編集履歴:
2023/9/27 作成
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