自然を感じながら生きるということ

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コラム
立冬も過ぎ、だんだんと冬のような寒さになってきました。
山には雪が降り、景色も秋から冬に変わってきました。

四季があるために日本の自然はそれに準じるような生き方をしています。
世界中の自然もそうだと思うのですが、秋には秋の生き方、冬には冬の生き方があります。

紅葉の季節は、私たちは美しいからと喜んで紅葉狩りに行きますが、木々たちにとっては、これから寒い季節、太陽の力が弱まる季節に備えて、最小限度の身支度で自分を維持できるように葉を落とし、幹だけになり雪の寒さに備えているだけなのです。根に栄養を蓄え、厳しい冬を越えて生きようとする姿を見せてくれているのです。

自然と共に生きると言うことは、季節と共に生きると言うことと一緒かもしれません。自然は季節に従って生きています。季節は地球の生き方によって生まれます。地球は宇宙に従って生きていると思うので、結局はこの宇宙のリズムに合わせて生きることになるということなのでしょう。

秋の豊かさを感じ、冬の厳しさを感じ、春の温かさと若々しさを感じ、夏の力強さを感じ、それらが自分の中にもあると感じることができるのが日本人の感性なのでしょう。

外国人の方が、日本に住むと日本人のようになっていくという話をよく聞きますが、環境が日本人に育ててくれるのだと思います。

日本の自然の豊かさと日本人の感性の豊かさ、自然と共に生きることは、自然に敬意を払い感謝と愛情を持ちながらお互い大切にしていくということだと思います。
ぜひ子供たちにもそのような感性は引き継いでいきたいですね。(^_-)-☆
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