誰しも一度はタイプの店員さんと仲良くなりたいと思ったことがあるはず。店では接客として話してくれるようになっても、個人的にとなるとなかなか難しいですよね。
ほとんどの人は連絡先を聞こうにも踏み込めないのが現実です。
そこで今回のブログではお気に入りの店員とぐぐっとお近づきになれるとっておきの戦略をご紹介したいと思います。
もし現在進行形で気になる店員(以下ターゲット)がいるなら、勢いで玉砕する前に一度読んでみてください。
店員の立場になる
まずはいいお客さんになりましょう。
当たり前ですが嫌な客と仲良くなりたいとは思いませんよね。
ここで言ういいお客さんとは、いつも笑顔でミスがあっても怒らず、逆にお店を気遣うなどです。
間違っても店員に対して偉そうにしてはいけません。接客業の店員のほとんどは大半が学生やフリーターですから、マウントを取るようなことは絶対NG。
明らかに立場の弱い人に強く当たるのはそもそも人として嫌われます。なのでまずはいいお客さんでいることを心がけましょう。
見た目をしっかり整える
これも当たり前ですね。身だしなみは常に最高の状態にしておいてください。
お店にいけば必ず店員は見ています。スーツをばりっと着こなしても鼻毛が出ていたら台無しです。手抜きせずしっかり身だしなみを整えましょう。
ここではファッションについては掘り下げませんが、個性的な服はやめて自分の年齢にあった、攻めすぎない格好をするのが無難です。
なぜならターゲットがどんなファッションを好むのか分からないからです。とりあえず無難なスタイルでいき、後々寄せていくというのもありですね。
もしファッションについてこだわりがない方は友人に聞くなり、youtubeなどで勉強するなり自分に似合う服を見つけてください。
そして目指すべきは雰囲気イケメン。
「雰囲気」とは
・髪型がきちんとセットされている。
・肌が綺麗で手入れされている感がある。
・髭をちゃんと剃っているもしくは整えている。
・ファッションセンスを感じる(奇抜でない)。
・体型がシュッとしている(理想は程よく引き締まっている)。
・姿勢が良い。
・ほどよくいい匂い(香水がきつくない)。
などいわゆる清潔感ですね。
雰囲気イケメンとはこれらをトータルで満たしていることです。モテてる人でこれらを疎かにしている人はいません。
いいですか、大事なのは顔じゃありません。
「イケてる雰囲気」なんです。
モデルのような顔面じゃなくてもモテている人はたくさんいます。それが雰囲気イケメンです。
あなたが何歳か分かりませんが、30代以降であれば自分の顔で勝負する必要があります。自分の顔とは経験や信念を感じさせる表情のことです。
今までモテたことがなくても「この人イケてそう」と思わせればOK。そんな人から話しかけられて嬉しくない女性はいません。
あなたも可愛い女の子から話かけられたら嬉しいですよね?
戦略的にアプローチする
ストレートに口説きにいってもよほどのイケメンじゃない限りせいぜい迷惑がられるだけです。
フツメン以下がターゲットと距離を縮めるにはきちんとした戦略が必要。
そこで使えるのが「ウィンザー効果」と「認知的不協和」の合わせ技です。
ウィンザー効果とは第三者が発信する情報の方が信用性が高くなる効果です。例えば口コミやレビューがそうですよね。
また認知的不協和とは自分の思考と行動にズレがある場合、行動したことに思考を合わせてしまう心理効果です。
例えばダイエットをしている人が食べたいがあまり「これくらいなら大丈夫」と考え食べてしまったり、頼まれごとを聞いたのは好意があるから?と考えてしまうことです。
ではこのウィンザー効果と認知的不協和をどういう風に活用するのか?
簡単に言うと、評判の良い客になり、ターゲットの不安を煽りほっとさせます。
こう聞くとあまりいいやり方じゃなさそうに聞こえますが、もう少し具体的に言うと、最初に他の店員と仲良くなってからターゲットと接触するということです。
最初にいいお客さんになることと、身なりを整えるとお伝えしましたね。清潔感があり、店員への態度も良くフランクに会話してくれる、こんなお客さんは誰が見てもいいお客さんです。
そんな評判の常連さんがなぜか自分にだけ話しかけてこない。そうなると自分の接客に問題があるのでは?と不安になりますよね。
そう思った頃にいきなりフレンドリーに話しかけたら「考えすぎだった」とほっとしませんか?
良かった、自分の接客は問題なかった、嫌われてなかった、心のどこかでこう思うはず。
元々気にしてなかったはずなのにほっとしたということは、実はそのお客さんのことが気になっていたのかも?と思考を変えようとします。
少し回りくどいと思うかもしれませんが、この状態でターゲットと接触するのと、何の認識もない状態からいきなり仲良くなろうとするのとでは、どちらが成功率が高いでしょうか?
これなら非イケメンでも顔以外の要素で勝負することができますし、顔だけで判断する女性を避けることができます。
ではここからもう少し掘り下げて解説していきたいと思います。
ウィンザー効果の威力
私の体験談ですが口コミが伝わって相手から連絡先を聞かれたケースをご紹介します。
昔あるサークルに所属していた時、めちゃくちゃタイプの女性が入ってきました。その人をA子としますが、私はA子とお近づきになりたいと思ったんですね。
そういう時は大抵男側から連絡先を聞くのが普通ですよね。しかし相手がこちらに興味がないのに連絡先を聞いても既読・未読スルーされるのが関の山。
しかもA子は誰が見ても美人の部類。男からのアプローチなんてうんざりしているはず。(現にサークル内の男たちはざわついた)
他の男と同じことをしても仲良くなるのは難しいと思ったので、このウィンザー効果を利用しようと思いました。
ではどうしたかというと、A子と仲の良いB子を経由して会うことにしました。B子と私は元々仲が良く個人的に遊ぶ仲だったんですね。
そこでA子を誘って遊びに行こうと言い三人で会うことに。その帰り際にA子の方からLINE教えてと言われました。
あとで聞いたら「B子がケントさんがいい人でいつも相談に乗ってもらってるって言ってたから」とのこと。
つまり変な男でないという信用があったんですね。
もちろんその後A子とは二人で会うようになりました。
このように普段から周りと関係性を築いておくと後々評判が周りに伝わります。自分の行動は必ず誰かが見ているので、人の悪口を言ったり汚い言葉を使ってはいけません。
特に今回の場合、客と店員という力関係がはっきりしてしまっているので、高圧的にならずに距離を詰めるにはこの作戦がおすすめなんですね。
なのであなたのいい口コミが出るように、癖をなくしただただいい客になるようにしましょう。
周りと仲良くなったらターゲットにアプローチする
まず最初はターゲット以外の店員と仲良くなりましょう。直接アプロ―チするのはその後です。
お店に通う頻度にもよりますが、店員と仲良くなるのはそれほど時間はかからないと思います。1か月でも集中して通えば店員たちにも認識されるでしょう。
ただお店の状況を考え、忙しい時は無理やり店員に話しかけてはいけません。店員の立場を考えて立ち回りましょう。
周りから仲良くなるというとターゲットを避けるような状況になりますが、ここはぐっとこらえてください。
世間話をできるくらい店員と仲良くなったらいよいよターゲットと接触です。ターゲットと話す時は相手にこちらの認識があるか反応を見てください。
話しかけて相手のテンションが上がったり、戸惑いがあるようなら作戦は成功です。少なからずあなたのことを意識していたはずです。
ここで相手から質問が来たり、会話が続くようならあなたに興味がある証拠です。
とは言えたわいもない質問ならあまり喜べないですが、相手から話しかけてくるのであればひとまずOK。
あなたの人柄は伝わっているはずなので、仕事の邪魔にならない程度に会話をしてみましょう。
例えば
・話したことないのに名前を知っている
・個人的なおすすめを聞く
・他の店員をいじる
など会話の内容は色々ありますが、時間が限られる中で本当に聞きたいのはターゲット個人のことです。
彼氏がいるのか、何歳なのか、休みは何をしているのかなど、会話の中で情報収集したいですよね。
しかしいきなり相手のプライベートを根掘り葉掘り聞くのは野暮ってもの。
まずは会話を楽しむ余裕を持ちましょう。お店のことなど周辺の話題を話しながら徐々に本人のことを聞いていってください。
ただしその場でどれだけ会話が盛り上がってもいきなり連絡先を聞くのはNG。この段階では冗談交じりで会話する程度でOKです。
かなり仲良くなってきたらいよいよ連絡先を聞きだしましょう。
自然な流れで連絡先を聞く方法
普通に会話できるレベルになったらちょっかいをかけてみましょう。
例をしては以下のような感じです。
■居酒屋店員の会話例
「そういや〇〇ってお酒ある?こないだ別な店行った時に飲んだらめちゃうまかったんだ」
「えー、ダメですよ他のお店行ったら浮気じゃないですか」
「仕方なく行ったんだよ。ほんとは〇〇ちゃんの顔見ながら飲みたかった~」
(冗談混じりで言う)
「そうですよ、いつも来てくださいよ~」
「でもほんといい店だったから教えてあげたい」
「そうなんですか?」
「〇〇ちゃん飲みに行ったりする?」
「たまに行きますよ~」
「じゃあ来なかったお詫びに今度連れて行ってあげるよ。マジでいい店だから!」
「ほんとですか?絶対ウソだー」
(この段階では無理にアポを組む必要はありません)
<後日>
「ごめん、またあの店行ってきた(笑)」
「えー、誘われてないですよ(笑)」
「あ、一応こんな感じの店なんだけど」(写真見せる)
「お洒落ですね」
「接客もしっかりしてて勉強になるかも」
「行ってみたいですね!」
「OK、じゃ今度時間会う時連れってあげるわ」
「ほんとですか?約束ですよ!」
「忘れないようにしとく(笑)」
「怪しい~(笑)」
こんな感じで後日の会話は前回よりリアルな会話にします。相手が本当に行きたいと思っているようなら、周りに他のスタッフがいない時にこっそり連絡先を渡してしまいましょう。
「じゃあスケジュール確認しておくから仕事終わったらここに連絡して」とさらっと名刺などに連絡先を書いて渡せばOK。
連絡するかどうかを相手に委ねることで大人の余裕を見せることができます。
これが非モテだと
・連絡先をしつこく聞いて
・自分からガンガン送って
・既読スルーされても送って
・終いにはブロックされる
という結末です。
こうならないように連絡先を聞いたとしても、行くかどうかは相手に委ねましょう。
このくらい余裕を見せることで「君が行きたいなら連れて行ってあげる」というポジションを作ることができます。
気づけば相手が誘う側になっているんですね。
連絡先を聞くくらいなら相手の温度感さえ読み違えなければ難しくはありません。
新規開拓してぜひやってみてください。
【まとめ】
ポイントは格上感を出すこと。
格上とは
・余裕がある
・経験がある
・知識がある
・女慣れしている
などすべての点において自分より上回っていると相手が認識している状態。店員からは一目置かれる存在でなければ成立しません。
女性もそんな人からスマートに声をかけられたら嬉しいですよね。そうして相手の承認欲求を満たし、期待感を持たせることです。
例え彼氏がいても悪い気はしないはず。
なぜなら「イケてる人から認められたい」という承認欲求は心の奥にあるからです。
期待感は相手の仕草や振る舞いで判断するので、常に格上に見られる振る舞いを心がけましょう。
ではまた!