奥手な自分を変えた方法

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前のブログで「営業やったら奥手が直った」という記事を書きましたが、今回はこの内容をもっと掘り下げたいと思います。


私も奥手で口下手で人見知りでしたが、それが営業をすることで直ったというのは確かに本当です。でも営業って慣れてない人には辛く大半は早々に辞めていきます。

やはり向き不向きはある…

と言いたいところですが、それは言い訳でしかありません。厳しいことを言うようですが「向いてなかった」という言葉は自分を慰めるだけ。私も何度この言葉を使って自分を甘やかしてきました。


でも私は本気で変わりたかったので、営業ができるよう努力しました。

ちなみに学生の頃の私はクールぶっていたので、自分から話しかけない、女子から話かけられてもあまり喋らない、そんな寡黙ぶってこじらせていました(今考えるとカッコ悪い)


そんな男が営業で社内トップを取れるまでになったのは、やはりそれなりに努力をしたからです。性格が変わるくらい色々とやって「お前ほんと変わったよなw」と学生時代の友達は皆驚いていました。

ということで具体的に何をしてきて自分を変えたのか書いていこうと思います。


営業力をつけるためにやったこと

営業に必要なのはコミュニケーション能力ですよね。

しかし当時の私はコミュニケーション能力が圧倒的に低かったんですね。むしろ積極的に話すことを避けていました。

なのでこのコミュニケーション能力を磨くためにキャバクラへ通ったり、合コンで無理やり喋ったり今までやってこなかったことに挑戦しました。

モテ要素にコミュニケーション能力って必要不可欠ですよね。

ポイントはこの「挑戦」という部分。

とりあえずなんでもやってみたんですね。


奥手の特徴って一歩踏み出すことが苦手で、いざとなると行動を起こすことができません。そして行動する決心がつくまでとても時間がかかる。

女性に対しても迷惑になるとか、相手に気遣っているようで自分を守っています。行動すればいいだけなのにって今なら思います。

つまり行動さえできれば、徐々に変わることができるということ。

その行動力を上げようとやったことがこちら。

①5秒ルールを徹底した
②ルーティンを変えた
③行動を最小限にした
④デメリットではなくメリットにフォーカスした
⑤失敗目標を作った 


一つずつ説明していきますね。

①5秒ルールを徹底した

何かふと思い出した時、

「あ~、アレやらなきゃ…でも明日でいっか」

って時、よくありますよね?

そう思ったら「5秒以内」に動いてください。

なぜ5秒か?

脳は5秒経ったらやらない言い訳を考えだすからです。

寒いから、疲れてるから、腰が痛いから・・・


誰でも経験あると思いますが、これを防ぐとすぐ動けるようになります。コツは小さい行動を繰り返し即行動に移すこと。

頭でやらない言い訳を考えだしたら、これを説得することはとても難しい。自分を説得できない人は脳には逆らうことは不可能です。

後で脳を説得する方法もご紹介しますが、それができない人は脳が言い訳する前に動いてしまいましょう。


②ルーティンを変えた

何かをしようと思ったら意志の力ではなく、習慣にするのが一番いいです。

習慣に関する名言はたくさんあるくらい無意識の力は強いので、これを利用しない手はありませんよね。

例えば読書を習慣にしたかったら決まった時間になったら読む、これだけです。夜ご飯は19時に食べて、お風呂は22時に入って、23時から読書、みたいな感じです。

私は読書や筋トレをルーティンに組み込みました。

ちなみに新しい習慣にしたかったら頑張って21日間継続してください。これはインキュベートの法則といって、21日間続けると習慣化しやすいそうです。

最初だけは意志の力は必要になりますが、何事もここを乗り越えないと習慣化はできません。


③行動を最小限にした

やることがあってもいきなり全部やろうと思わないようにしました。

5秒ルールと組み合わせてましたが、すぐとりかかる時は「ちょっとだけ」と思うとめちゃくちゃやりやすいです。

例えば筋トレも「よし、50回ずつやろう!」と気合を入れるより、何も考えずダンベルを持ち上げるだけ、という方がずっとやりやすい。

なので何かしようと思ったら立つだけとか持つだけなど最小限の行動だけしてみてください。

私はこの方法で筋トレを1年以上継続できています。もう脳に定着したので止めてくることはなくなりました。


④デメリットではなくメリットにフォーカスした

シンプルに損することより得する方に意識を向けただけです。

これは脳のリフレーミングというらしいですが、「筋トレは疲れる」と思うよりも「筋トレは充実感がある」「筋肉が成長する」という方に意識をフォーカスするという考え方です。

これは自分磨きにはかなり使えます。

例えばトーク力を磨きたくてキャバクラに行った時、テンションの低い女の子に当たった時どう思いますか?普通なら「こっちは金払ってんだからもっと愛想振りまいてくれよ」って思いますよね。

でも私はこれをラッキーだと思いました。

なぜなら自分のトークスキルを試すチャンスだったからです。

営業はお客さん全員が愛想いいとは限りません。いい人にしか売れないとなったら契約数も伸びないでしょう。

そうなるとどんな人とでもコミュニケーションを取れるようになるのがベストですよね。

なので愛想悪い子は絶好の練習相手。よし、こいつ笑わせてやる!と逆に楽しむようにしました。

これって恋愛同じなんですよね。

好きな子にフラれたら間違いなく傷つくでしょう。しかし恋愛はそれ以上に学びがあります。そこから逃げずにちゃんと向き合うことができれば、確実に自分の成長に繋がります。

こういう風に得るものにフォーカスすれば何事もチャレンジする価値があると思えるようになりました。


⑤失敗目標を作った

失敗は成功の元。失敗することが成功の一番の近道と言われる理由は、これはダメなんだって分かれば次に活かせるからですね。

エジソンも「1万回失敗したのではなく、1万通りのうまくいかない方法を発見しただけ」と言っています。

男ならこのくらいのポジティブさがほしいですよね。

また本田圭佑も「成功に囚われるな、成長に囚われろ」と言ってます。本気でチャレンジすれば成長するんです。

なのでうまくいくことより、失敗する方が多いので、失敗した数をカウントした方が気楽に取り組むことができます。

完璧主義を捨て、失敗してこよう!くらいの気持ちでやってみてください。

例えば気になる人のLINEを聞きにいって、何人から断れられるかをカウントするとか。断れることに慣れたら何も怖くありません。


【人は簡単に変わらない】
脳にはホメオスタシスという機能があります。簡単に言うと体の状態を一定に保とうとする機能ですね。詳しくはググってほしいんですが、要は今の状態を脳が維持しようとするんです。

例えばあなたが行動力をつけたい、モテるようになりたいと思っても、それは生命の維持になんら関わりがないため、努力することを阻止しようとします。

「なんで?モテるようになったらいいことじゃん!」

って思うかもしれませんが、自分に負荷をかけるということは脳にとってはストレスなだけです。

脳は「いいじゃんそんなことしなくたって生きていけるよ」とあなたの変化を止めようとします。

これをコンフォートゾーンと言い、ここから抜け出すのは自分の脳とケンカするようなもの。とてもじゃないですが意志の強さでは勝てません。

なのでなかなか変われないからといって自分をあまり責めないでください。

自分を変えるにはかなり時間がかかります。

だからこそ無意識の習慣が鍵を握るんです。自分にプラスになる習慣はどんどん加えていきましょう。筋トレでも何でも継続は力なり。

あなたの中で変わりたいと思ったその瞬間から何かが変わり始めてます。その心の小さな火種をちょっとずつ大きな大火にし、魂を燃やしていきましょう。

ではまた。

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