分子栄養療法と出合う3

記事
学び
内科受診の日と時間が決まり、時間が来たら看護師さんから内科まで連れていかれました。この時はまだ車椅子移動で、看護師さんが診察室まで付き添いました。

先生の横には、看護師さん・・・ではなく管理栄養士さんがいました。
改善したい体調のことをざっと伝えました。

先生は血液検査の結果を見ながら、私の生活習慣を指摘し、足りない栄養素(ビタミン、ミネラルなど)を、数値を元に「この値がこれだから、Mgが足らない」などと具体的に教えてくれました。手術後での炎症反応以外は、全部正常値だったのですが。他の病院なら「問題ない」で済まされるところです。

その後、私が少しは分子栄養学の本を知っていることが分かると、次々に参考図書紹介。そのうち3冊を渡されました。入院中ですから、時間はたくさんあります。

本を読んでも、実際には何から取り組んだいいのか分からない栄養療法。

「食べる順番を変えるだけでいい。まずは肉や魚、卵のタンパク質、次に野菜、最後に炭水化物。野菜を先に食べるとそれでお腹が膨れて肉や魚をたくさん食べられなくなるからね」「食べる時はよく噛むこと」という取り組みやすいアドバイスをいただきました。
又「お酒を飲む時は、炭水化物を一緒にとること。アルコールの分解には糖質が必要だから」とのことでした。

果物すら苦手でしたから、病院食に炭水化物がないのは特に苦痛ではなかったです。入院中は、病院食を完食するようにし、箸が進まなくても口につっこみました。

自分の為だけでなく人に伝えるのが目的だったのもあり、貸していただいた本を読む日々が始まりました。




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す