面白い心理学 日常編⑴美人やイケメンが得をする

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大学の研究結果をもとにお伝えする面白い心理学。
初めまして。ニューヨーク在住で心理学を学ぶさらです。

今回はをとっても理不尽極まりない、心理学から分かる人間の本能をご紹介します。

アールハム大学のピーター・ベンソンは、こんな面白い実験をしました。
とある公衆電話に大学院受験応募用紙(写真付き)で置き忘れ、ポストに投函してもらえるかを実験しました。顔写真は4種類(魅力的な男性、女性、そうでもない男性、女性)を貼って、切手はすでに貼られている状態です。送り先はベンソンの研究室宛が書かれており、全員で604名(男性442名、女性162名)のうち何名が投函するのかを観察してみたというものです。
結果は魅力的な写真が貼られている場合47%そうでない写真が貼られている場合、37%が投函させてたのです。
(※男女差はなしでした。)

この実験から分かるのは、魅力的な顔立ちの人に対して、人は自然と親切にしがちということです。
会社でも、道端でも、美人の女性、イケメンの男性が困っていると助けてあげようと思うことはありませんか?
人間は無意識のうちに、その人の顔を行動の判断材料にしているみたいです。
現実的には公平に扱ってもらうことはなかなかないみたいです。

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