チャイコフスキー国際コンクールやエリザベート王妃国際音楽コンクールなど複数の作曲家の作品が課題曲になるコンクールではなく、最初から最後までひとりの作曲家の作品を演奏することになるコンクールだとどんなデータが出るんだろうと興味が湧いたので、ショパン国際ピアノコンクールの歴代の優勝者とショパンの占星術データを使ってそれぞれの相性を調べてみました。
※第4回は1位が2名、第12回、13回は優勝者なしにつき除外しました
いやー眺めているとめちゃめちゃ面白いですね。
「調和」が振り切っているウニンスキーみたいなピアニストも居れば、ユンディみたいに明らかに難しそうな相性の人もいたり。逆に相性が難しい人の方にスゴさを感じてしまいますね。
この中でいちばんショパンに馴染んでいるピアニストを挙げるなら、第4回優勝者のうちのひとりであるハリーナ・チェルニー・ステファンスカですかね。「調和」の高さに加えて「同質」も高めなのでショパンのパッションをイタコの如く自分に降ろしつつ自身の感性も加えてより魅力的に表現できる方だったんだと思います。ポーランドで生まれ育ったという要素ももちろん強いでしょう。彼女が単独優勝できなかったのは唯一の「衝突」要素である、彼女の太陽とショパンの火星の位置関係のせいじゃないかなとも思えたり。後にステファンスカは横山幸雄氏が3位入賞した第12回、宮谷理香氏が5位入賞した第13回のショパン国際コンクールの審査員としても名を連ねていますね。優勝者が出なかった2年と偶然一致していることに何かあるのかないのか・・・。
ステファンスカと同時優勝したベラ・ダヴィドヴィチのデータもまた興味深くて、個人惑星5つのうちの4つが蟹座というなかなかめずらしいチャートの持ち主でした。ショパンが持つ山羊座と魚座の惑星と相まって半端なく強いアピール力が生まれたんじゃないかなと思っています。
どちらの演奏もYouTubeで聴くことが出来ますので、興味のある方は是非聴いてみてください。そんな私は今ステファンスカが弾くショパンのマズルカ集を聴いています😊 今日みたいな雨の日にピッタリかも。