ドル高かと思えば・・・

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マネー・副業
先週金曜日の投稿で、円安→ドル高→円安→ドル高・・・と、まるで日替わりの様相・・・という風にお伝えしました。
そして、先週金曜日は円安もドル高も一服・・・なかなか持続性を伴わない、何とも難儀な相場だと思います。
ただ、先週金曜日の動きを見ている限りでは、円安についてもドル高についても、本格的に反転というイメージを与えるほどの動きではなかったと判断しています。
ドル円は、陰線は陰線ですが前日の安値を下回るところまでの調整は見せていませんし、ユーロドルも、戻したとは言え実体線が長期の移動平均線水準まで戻すのが精一杯のように見えるからです。

目先は大きな経済指標の発表があまりなくて少し材料難なのかもしれませんが、本当にトレンドを伴う動きでないとすると、相場には時に「回帰力」が働きますので、円安もドル高もその勢いが減退してくると思います。
その判断は、先週木曜日の足形を包むかどうかで判断するとよいかもしれませんね。
つまり、ドル円で言えば137円30銭割れの水準で安定的に推移するとか、ユーロドルで言えば1.085近辺まで戻して安定的に推移するとか、そういった形になると短期的には揉み合い相場へ転じたという判断ができるような気がします。
そうなるともう、何を買っても何を売ってもなかなか大きな成果につながらない相場が続くような感じになってしまうかもしれませんね。

ただ、それでも実際のトレードは、(トレンドがあるのであれば)そのトレンドに逆らってはいけないと思います。
チャートを素直に読み解くと、対円で円安という予想をするのであれば選択すべき通貨ペアは実体線が高い位置をキープしているドル円かポンド円、対ドルでドル高という予想をするのであれば選択すべき通貨ペアはドル円かユーロドルということになりそうです。

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