のっぽさんこと高見 嘉明さんの訃報が流れました。
日本全国で、もしかしたらのっぽさんを知らない人はいないのかもしれません。
私が気が付いたころにはもう「できるかな」は放映されていて、長いこと「のっぽさん」として親しんできました。
私は職業柄子供に接することが多く、その著書「五歳の記憶」を拝読したことがあります。
私は本当に長い間子供に携わる仕事をしていたので、その人となり、子供への接し方、工作、様々な視点をのっぽさんから教わりました。
のっぽさんが実はダンサーだと知ったのはかなり昔のことで・・・
昔、何かでのっぽさんがタップダンスを踊るのを拝見したのです。
長身で魅せるそのダンスはとても心地よいもので、タップダンスとはこうやって楽しく踊るものなのだなぁと感心させられたものでした。
のっぽさんの言葉に
新しいことを
始めたいと思ったら、
何歳になっても遅くはない。
若い時であれば、
なおさらチャレンジあるのみ。
という言葉があります。
私は割りと精神的にくじけやすいタイプで、新しいことを始めるにもグズグズしてしまい、なかなか一歩を踏み出せない時期がありました。
しかし、そういったときはこの言葉を思い出し、奮い立って「これからの人生で、今が一番若いとき」と立ち上がりました。
大きな大きなのっぽさんの背中は、いつ見ても大きい。
けれど、追いかけるためにはその背中はとても、どこにいても「のっぽさんがいる」と、とても見やすい背中でした。
ご冥福をお祈りいたします。