エリーゼのために

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コラム
今日はピアノの発表会でした・・・私のではなく友人の旦那さんの発表会にご招待を受け、行って来ました。
この友人ご夫婦とは30年以上のお付き合い、というのもお互いの子供が1歳の頃からのママ友だからです。
旦那さんは定年退職後、60歳を過ぎて初めてピアノに触れ、今日の演目である「エリーゼのために」は3年間あたためてきたそうです。原曲よりややゆっくりなテンポでの演奏ですが、生きて来た年輪の分、情感がこもっていて感動しました。

それと共に思い出したことがあって・・・
ご夫婦のお子さんと長男は小さい頃はお互いの家を行ったり来たりして遊んでいました。当時、家には私が弾いていてピアノがあり、〇〇子ちゃんがうちに遊びにきたときにはよく「おばちゃん、ピアノひいて」とおねだりしてくれたものでした。私がそのリクエストに応じて弾いていたのが「エリーゼのために」だったのです。

時が流れ、めぐり巡って今度は〇〇子ちゃんのお父さんの演奏する「エリーゼのために」を聴いている私がいるなんて、30数年前には想像さえしなかったこと・・・そう思うと、なんだかホロリ、ほっこりした気持ちになりました。

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